英語キーボードのPC(GPD WINMAX)で英語キーボードと日本語キーボードを共存させる方法
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GPD WINMAXの本体キーボードはいわゆる英語キーボードで英語配列になっています。そこまで本格的に文章書いたりコーディングしたり、という使い方はしないのかな、とも思いますが、本体スペックが高いので、モニタやキーボードをつなぐことでメインPCのように使ったり、といろいろな使い方ができるのも魅力です。
そこで問題になってくるのが「本体キーボードが英語配列」という問題です。
英語配列の設定になっているPCに日本語配列のキーボードを接続すると、英語配列の設定が適用されてしまうので「文字や記号の入力がキーボードの表記と一致しない」という問題が起きます。A~Zなどのアルファベットはそのままなので、一応使えなくもないんですが、記号を打つたびにどこだっけかとあちこち試し押し、というのはやはり不便です。
レジストリの編集等でも切り替えできるようですが、英語配列の本体キーボードと、日本語配列の外付けキーボードの環境を簡単に共存させる方法を考えてみました。
使うのは「ULE4JIS」というアプリです。
このアプリは、日本語キーボード設定のPCでULE4JISを起動していると、英語キーボード配列として動作する。というアプリになります。
GPDWINMAXは本体英語キーボードで外付けで日本語キーボード使いたい、という状況なので、逆になってしまうのですが、GPDWINMAXの「デフォルトのキーボードを日本語にしてULE4JISを常駐させておく」&「外付けキーボードを使う時だけULE4JISをオフにする」という使い方で使い分けが可能です。
まずはGPDWINMAXのキーボードを日本語配置に切り替えます。
日本語キーボードへの切り替え
Windowsの設定から「時刻と言語」→「地域と言語」→「日本語」の「オプション」をクリック。
キーボードレイアウトが「英語キーボード(101/102キー)」となっているので、「レイアウトを変更する」から「日本語キーボード(106/109キー)」に切り替えて、再起動をします。
これでキーボードのレイアウトが「日本語」になります。外付けの日本語キーボード使うときには問題無くなりますが、本体の英語キーボードが日本語キー配列として扱われてしまうので問題が解決するわけではありません。
ULE4JISのインストール
次にULE4JISをダウンロードしてきて任意の場所に展開します。
ULE4JIS:https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se476294.html
「Ule4Jis.exe」を実行すると英語キーボード配列になります。
タスクバーのアイコンを右クリックすると「エミュレーション開始」「エミュレーション停止」が切り替えられます。
本体キーボード(英字配列)を使うときは「エミュレーション開始」
外付けキーボードを使うときは「エミューレション停止」
と切り替えることで、再起動などしなくても英語/日本語配列の切り替えができるようになります。
起動時(スタートアップ)に登録
「Ule4Jis.exe」のショートカットをスタートメニューにコピーして登録しておけば起動時に自動で常駐するようになります。
まず「Ule4Jis.exe」を右クリックして、ショートカットを作成し、右クリックで「コピー」
エクスプローラーのファイルパスの部分に「 shell:startup 」とコピペしてエンターを押し、スタートアップのフォルダに移動します。
スタートアップフォルダの何もないところ右クリックして、「貼り付け」をするとショートカットがコピーされます。
これで次回起動時以降もUle4Jisが自動で常駐するようになります。