着脱式ノズルで、コンパクトに持ち歩けるLixadaのドリップケトル
インスタントドリップでコーヒーを入れるときに細い湯を注げるドリップケトル(コーヒーケトル/ドリップポット)を使いたいのですが、ドリップケトルの注ぎ口や形状の関係で持ち運びに困ることが多いです。
今までハリオのドリップケトルを普段使いで使っていて、軽くてある程度雑に扱える割に注ぎやすくて使いやすくはあったんですが、持ち歩くときに収まりが悪いのが難点でした。ハンドルや注ぎ口が邪魔になってポーチなどの収まりもわるく、思った以上に場所を取るんですよね。
キャンプの時にも細いお湯を注げる方法をいろいろ試してみて、マグやケトルに付ける注ぎ口やアダプタも試しましたが、小さいアタプタは上手く細いお湯が出せなかったり、大きめのものはそれ自体がかさばってしまったりと、なかなか難しいものがありました。
ということで見つけたのがLixadaのコーヒーケトルです。
一見普通のチタンマグに注ぎ口が付いたドリッパーにも見えますが、注ぎ口が外せる構造になってます。ハンドルも折りたためるので注ぎ口を外すとマグサイズになります。この外せる、しまえる、折りたためる、というのが最大のポイントです。
ハリオのドリップケトルと比べるとコンパクトさが際立ちます。
注ぎ口の根元にパッキンが付いているので注ぎ時に漏れたり、というのも有りませんでした。チタンの熱伝導性の悪さが逆に幸いするのか、直火でお湯を沸かしても問題無いようです(さすがに底からはみ出ない程度の火でやりましたが)。
注ぎ口の他に、キャップも付いていて、取り付けたら普通のマグとして使えます。キャンプなどで両方持ち出すとキャップの方を無くしそうなので、キャップは家に置いておこうと思います。
フタはちょっとだけハマる感じ。シッカリかっちりハマる訳では無いですが、乗ってる、と言うほどでもない程度。溝が入っていてリッドが立つのは良い工夫です。
サイズ感・スタッキング
容量はギリギリまで水いれて350mlくらいなので、MAX300mlで使うと良い感じです。
中にアルコールストーブやゴトク、ライターなどを入れておけばミニコーヒーセットが出来上がりです。
マグとかが入るかスタッキングも試してみました。
スノーピークの300マグは普通に入りますが、高さはちょっとはみ出ちゃうのでフタは閉まりませんでした。
愛用のエバニューの220デミタス、は惜しくもスタッキング出来ず。ギリギリなのでハンドルのシリコン外したらいけるかも……っていうかノーハンドルVarならいけそう。
220のノーハンドルならいけるかも、って思ったら欲しかったGubigubiをポチってました。
まさにシンデレラフィット、ピッタリ感はありますが、引っかかって出てこない、ということもありませんでした。NH用のシリコンバンドもつけてみましたが、取り出し時に若干引っかかるものの仕様に支障が出たりもしませんでした。220NHとGubigubiは同サイズなのでどちらもいけると思います。
逆に外側だと250NHがギリギリはまる感じで、400FDとかは普通に入ります。250NHは浅め広口なのでコーヒー飲むにはちょっと向いてないですね。
ハンドルにチューブ付けようかとも思ったんですが、使い方的に熱くなったりはしなそう。滑り止めには良いかもです。エバニューの耐熱チューブだとスリット入ってるのでハンドル外さなくても良いので付けるならそれでも。
キャンプにも普段使いにも、求めてた一品
一応キャンプ想定だと思うんですけど、軽いし匂いも付きづらいので家で普段使いにも良いと思います。
個人的に一番良いと思うのが「出先で使う時」でオフィスなどで「給水器からお湯は出るけど、そのお湯で直接インスタントドリップのコーヒー入れるの難しい」って場合に良いんですよね。
前述の通り、ハリオのドリッパーはポーチやカバンの中などの収まりが悪くてなかなか苦心していました。このチタンポットは注ぎ口を外せばマグサイズなので収まりが良いです。マグをスタッキングして間にドリップコーヒー入れておけばオフィス用のコーヒーセットの出来上がりですね。
お湯さえあれば好きなコーヒーがいつでも飲めるのでお気に入りのセットです。