SSTR 立ち寄りポイントの設定と工程表作成
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スタート地点やルートがある程度決まったら、途中で立ち寄りポイントの一覧と、到着予定時間・休憩時間を工程表として一覧にしておくと便利です。
関西圏スタートなんんかでは走行時間がギリギリになることも少ないので必要ないかもしれませんが、関東圏であったり、下道ルートであれば時間の目安や到着場所について目安があった方が走りやすいと思います。
※ルール上立ち寄り必須となる「指定道の駅」および「能登半島地震被災地応援ポイント」に関してはルート選定の時点であらかじめ確認しておきましょう。
「「指定道の駅」「能登半島地震被災地応援ポイント」のご案内」
「石川みち情報ネット」(通行止め/工事情報)
工程表の作り方
作り方としてはエクセルやスプレッドシートに立ち寄るポイントを一覧にして、その間の移動時間をグーグルマップなどで検索しておき記入していきます。休憩時間も設定して時間を足していけば、スタートからゴールまで実際にどれくらいで走れるか、時間内に目的地に到着できるか、という検討ができるようになります。
最初は地図を見ながら多めに立ち寄りポイントを設定して、休憩時間や走行時間を見て削っていく、というのも良いと思います。
また工程表を作ると各区間の大まかな走行距離がわかるので、自分のバイクの走行可能距離に併せて給油ポイントも設定しておきましょう。山岳部に入ってしまうとスタンドが営業してない&土日祝休みということも多いので併せて確認してください。
60分から90分に一回程度、休憩が入るようにするのが良いと思います。
また休憩時間については立ち寄り時に10分を目安に設定しておくとよいと思います。また、長時間の走行後や昼、午後に長めの休憩時間を入れておくと安心です。上記の工程では信州蔦木宿と日義木曾駒高原の間が約2時間と最長区間だったので休憩を多めに入れてあります。個人的には、昼食などをしっかりとるよりは、道の駅などでこまめに休憩しながら間食/軽食をとる方が好きなので「まとまった休憩時間(1h程度)」は設けずに「少し長めの休憩時間(20min程度)」を何回か設けています。この辺は自分の好みで設定/調整すると良いと思います。走行時間が長いので水分/カロリーはしっかりと取っていきたいところです。
立ち寄り箇所が多いと、10分休憩でも積み重なって結構な時間になってしまいますが、休憩時間=予備時間と考えてそのまま積算していくのも有りだと思います。休憩時間を減らせば時間短縮できますが、無理は禁物です。ポイントが足りている場合は道中すべての道の駅に立ち寄る必要もないので、飛ばす/減らす、という選択肢もあります。
ともあれ、道中の安全のためにも、適度な休憩時間を設けるのも計画のうちです。
実際の交通状況にも影響されるので、あくまでも目安ですが、時間が足りなくなった場合に「高速道路にのるかどうか」の判断をする場合にも目安があった方がわかりやすいです。上の工程表では「ななもり清見」到着時時点で必要ポイントが確保できているので、その時点で15~16時過ぎているようなら高速道路に乗ってゴールに直行する予備プランを設定しておきました。高速利用時の移動時間をメモしてあります。
実際に走った感想
・観光名所やフォトスポットなど寄りたい場所はあらかじめピックアップしておく(工程表に入れておくとわかりやすい)
・Googleマップの移動時間は意外と正確なので、実際移動してみるとそこまで時間変動は無い(渋滞は除く)
・渋滞にハマると時間をロスするので、行程に余裕を持たせるか、ルート選定の段階で渋滞を避けるか、通過時間を調節する
・10時~11時前だと道の駅に立ち寄ってもお店が開いていないので、使えるのは自販機とトイレのみになる。朝食などはなにか買っておくか、山道に入る前にコンビニやチェーン店などに入る
基本的に平日スタートであれば朝夕時間帯に都市部が混雑、土日であれば観光地周辺が混雑しがちなので、それも踏まえて時間調整が必要です。
走行/到着時間について
事前に作成したルートを本番に走ってみたところ、都市部を避けたせいもあって、ポイント間で設定していた走行時間は各区間で1~3分程度の差くらいしかありませんでした。休憩時間については、トイレ休憩して軽くストレッチをして、特に問題がなければ出発、という感じで5分未満になることが多かったです。
トラブルもなく走れたのもあって、午後は時間に余裕が出てきて、後半は道の駅のお店を軽くのぞいたり、間食をしたりと、休憩を多めにとったりしました。最終的には日没まで1時間以上余裕を持ってゴールに到着しました。
初めての参加だったり、ルートや時間に不安な場合には、「プレSSTR」とばかりにテスト走行をする良いと思います。工程の1/3~半分くらい走って帰ってくれば、日帰りor前泊一泊くらいで帰ってこれるかと思います。
スタート地点の下見もできますし、同じ曜日・同じ時間にスタート、までそろえると、交通状況なんかもわかりやすいのでおススメです。一人プレSSTR、結構楽しいです盛り上がります。
工程表を作成したら紙に印刷してバイクやタンクバッグなどに張り付けておくと当日もわかりやすいです。走行時間や休憩時間については個人差なども大きいかと思いますので自分に合った設定をしてください。くれぐれも無理せずご安全に。