ONEXPLAYERのSSD交換方法
ONEXPLAYERは「本体を分解することでSSDの交換が可能」のようですので、SSD交換方法をまとめました。
載せるSSDについて
SSDの交換が可能ですが、搭載可能なのは本体内蔵スペースの関係で「片面実装のSSDのみ搭載可能」になっているので注意が必要です。
片面実装SSDの詳細は別途まとめましたので以下をご参考ください。
OSのクリーンインストールについて
MicrosoftからMediaCreationTool(インストールデータ作成ツール)がダウンロードできるので、ツールを使ってUSBメモリにWindowsのインストーラーを作成できます。
メディアの作成には8GB以上の容量のUSBメモリが必要です。
ドライバについてはOne-Netbookのサポートページからドライバをダウンロードするか、「Double Driver」を使って今インストールされているドライバをバックアップしておくと良いと思います。
ONEXPLAYERの分解・SSD交換方法
※以下の内容は本体を分解する行為を伴う危険な作業です。メーカー・ショップサポートが効かなくなるだけでなくファンやSSD、本体を破損する可能性もあります。分解や交換に伴う破損などのリスク判断、実行は自己責任でお願いします。
※下記内容は初期版のONEXPLAYERの情報を元にしています、仕様変更等で変更される場合の有りますのでご注意ください。
Windowsのライセンスの関係でSSDを交換する前にONEXPLAYERを起動し、初期設定時にMicrosoftアカウントでログインしておくとアカウントとWindowsのプロダクトキーの紐づけがされますのでやっておきましょう。Microsoftアカウントを利用したくない場合にはProduKeyなどのソフトを使ってあらかじめプロダクトキーを抽出しておく方法もあります。
まず、裏側のネジ7カ所を外します。一か所はキックスタンドの裏側にあるので注意。上面と底面にも2カ所づつネジがあるので外します。上面/底面のネジが小さいので細いプラスドライバー(精密ドライバー)があった方が良いかもしれません。
ネジをすべて外すと裏蓋が外れますが、フレキケーブルが刺さっていますので、一気に開かないようにしましょう。すこし開けてフレキケーブルを取り外してから裏蓋を外します。
裏蓋が外れたらCPUファンを取り外していきますが、最初にファンの周りについている、テープ類を外しておきます。テープを外したら、各ファンが3つネジ止めされているのでネジを外します。ファンを取り外すと下のプレートが出てきます。
銀色のプレートが6カ所ネジ止めされているのでネジを外し、プレートを取り外します。
プレートの下にSSDが装着されているので、ネジを外し、代わりのSSDを装着します。SSDを交換したらネジ止めし、プレートの装着、ファンのネジ止め、裏蓋を装着、ネジで固定、と逆の手順で戻していきます。
あとは、作成しておいたUSBメモリからWindows10をインストールしていきます。
取り外したSSDについて
内蔵SSDを交換した場合、取り出したNVMeのSSDはバックアップ&予備として取っておくとか、別のPCで使う、という手もあると思いますが、USBのSSDケースに入れてUSB 3.1 Gen2(10Gbps)の高速なUSBストレージとして使うのも良いと思います。「SATA用」ではなく「NVMe対応」のものが必要です。
※Thunderbolt3/4対応のNVMe SSDケースです。最大40Gbps、読み込み速度:2800MB/sと大変高速ですが、Thunderbolt4ポート専用なのとお値段が高いのがネック。