2024SSTR道中レポート 前半:竜洋海岸スタート~道の駅 美濃白川
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いよいよ2024年のSSTRです。今年は初日出走なので10月5日のスタートです。東京在住の身ですが、10月のSSTRということで走行時間(日照時間)が限られるので、前日にかなり西に移動して、静岡県の西端の天竜川の河口、竜洋海岸からのスタートです。
10月5日の竜洋海岸の日の出は5:46、千里浜の日没は17:30なので日の出から日没までは11時間44分です。
5時半前には竜洋海岸の駐車場についていましたが、バンが何台か止まっているものの、バイクは一台も止まっていませんでした。バンの方はサーフィンでしょうか。

トリップメータをリセットしようと思って確認したら、もうすぐ走行二万キロでした。走ってるうちに超えちゃいそうですね。

多少明るくなってきましたが、天気の方は夜半から雨が降り始めて、あいにくの雨模様。前日に東京から浜松まで移動して一泊して満を持しての参加、といきたかったのですが、あまり眠れず体調も良くない感じです、カッパは着てから出てきましたが、荷物の固定や雨カバーなど装備の確認をしつつ、朝ごはんを食べて日の出を待ちます。


日の出を前に、もう一組バイクが入ってきました。SSTRのゼッケン付けてたので「雨ですねー」「早めに中部抜けたほうがよさそうですね」などと軽く世間話。
天気も悪いので道中の無事を祈りつつ、いよいよ日の出時刻です。曇っていて日の出は見れませんでしたが、定刻通りに5:46にアプリからチェックインしてスタートです。
※念のためチェックイン履歴からスタートの記録を確認しておきます。
道の駅 鳳来三河三石
掛塚灯台のすぐ横を抜けて走り出します。最初に目指すのは約50㎞先の「道の駅 鳳来三河三石」、まずはひたすら天竜川沿いに北上します。朝の川沿いは車も少なく快走でした。

天竜川沿いから県道61に折れ、しばらくしてから県道257に入ります。ここからはぼちぼち山道という感じです。
国道などメインのルートも有りますが、今回は基本街中を避け、山中を行くルートを選んでます。と、想定してたルートが一部通行止めになっており、若干ですが迂回が発生しました。5~10分程度の遅れだとは思うんですが、初手から遅れが生じて少々焦ります。

営業時間前なので外観とトイレくらいしか見るものはありません。SSTRのバイクは何台か止まっていました。


道の駅したら、建物も新しくていろいろと充実してる感じはあります。あまりのんびりともしてられないので雰囲気だけですが。

遠目には普通に休憩してる人影に見えるのでびっくりしますね。

あまり時間に余裕も無いので休憩もそこそこに先を急ぎます。天気は相変わらずの小雨模様、体力気力がじわじわと奪われる感じ。
道の駅 上矢作 ラ·フォーレ福寿
道の駅したらを出て少し行くとR257に出ます。しばらく行くと前に大型トラックが山道をゆっくり進んでいて渋滞ができていました。ヘアピンではほぼ停止状態で、いくらなんでもルートの選択が良くない気がします。仕方ないとは思いつつ進行ペースが大幅に落ちて、焦れてきます。
迂回できるかなと思い、ルートを逸れたところ、道を間違えてしまって舗装路から外れてしまいました。オンロードタイヤなので砂利道くらいならともかく、さすがにそれ以上はまずいので恐る恐るUターンしたものの、戻る途中の曲がり角で足元を取られてコケてしまいました。
土の上だったので大きな怪我や故障はなかったものの、タイヤが滑るのでバイクを起こすのに結構手間どり、時間と体力を大きく消耗。荷物を一部下ろしてなんとかバイクを起こして、荷物の固定しながら外周を確認……ミラーに割れが入っていました。
工具はあるもののミラーの代えはさすがに無いので、落ちたりさらに割れたりしないよう、テープで補強を入れて走行再開です。
だいぶ時間をロスしてしまいました。焦ると本当に良くないですね。
気を取り直して走り始めます。「道の駅 アグリステーションなぐら」を通過して、道の駅 上矢作 ラ·フォーレ福寿の里へ。

R257からR418に変わってしばらく行くと「道の駅 上矢作 ラ·フォーレ福寿の里」に到着です。

もうすぐ9時になるので、道の駅のお店も営業開始の気配。
当初のスケジュールより15分以上遅れが出ている状況ではありますが、さすがにちょっと疲れたので少し休みます。

山をいくつか越えてきたせいか、雨の方は落ち着きました。この後も降らないことを祈りつつ走り始めます。

道の駅 道の駅 そばの郷 らっせぃみさと
R418をひたすら進み、「道の駅 道の駅 そばの郷 らっせぃみさと」に到着。道の駅に付いたらついバイクを見てしまうのですが、古い大きめのオフ車が止まってるだけでSSTRのバイクは見かけませんでした。

9時半を過ぎると道の駅もボチボチオープンしてくるので、軽く眺めたりとか。道の駅好きなので行ったことない道の駅は楽しいですね。

道の駅を出発しようとバイクに戻ったところ、ご老人に声をかけられました。僕の乗ってるバイク(ジクサー150)がコンパクトで良いね、と、あとは排気量を聞かれたりとか。なんでも600ccクラスのバイクを乗ってたとかでさすがに取り回しも大変なので処分したとか等々。昔バイク乗ってたんだなー、ジクサー150は軽くて走るので良いですよ、などと思いながら雑談してたら、重いバイク処分して今乗ってるのはアレ、って言われて視線を送るとその先には道の駅入ってきたときにオフ車が。全然現役ライダーでした、失礼しました。そのオフ車も20年以上乗ってるとかですごいなぁ。
もうちょっと話してたい気持ちはあったのですが、時間も気になるので挨拶して出発(バイクの写真だけでも撮らせて貰えば良かった)。
道の駅 美濃白川
道の駅らっせいみさとを出た後もR418を北上。このへんは恵南ハクウンボク街道とも呼ばれるそうで、山道と言うわけでもないほどの山間部を川沿いに進んでいくのが気持ちよいルートになっています。紅葉が見所のようですが、さすがにちょっと早かったですね。
長らく走ったR418を離れ木曽川を渡ったところで県道68号に入ります、恵那市街を迂回するルートです。この辺は恵那白川かえで街道と呼ばれるそうです。岐阜県、かなりの道にナントカ街道って付いている不思議。

飛騨川に出たあたりからR41に入り、飛騨川を北に遡る形で進んでいきます。この後しばらくは高山本線と併走です。
R41をしばらく進むと道の駅 美濃白川です。


道の駅 らっせいみさとから美濃白川までは45km約1hの道のりで、さすがに疲れたので少し休憩します。天気の方はようやく日が出てきて、少し暑いくらいになってきました。
朝からずっと走ってるしさすがにお腹空いたなー、って思いつつ道の駅をちょっと散策。白川茶が名産だそうで、お土産にお茶を購入。

白川ハムも食べました。肉うめー。ついでに朝水筒に入れておいたコーヒーも飲んでひと息。


道の駅 美濃白川を出て飛騨川沿いにR41を北上しても良いのですが、その先の高山市街を避けるため、県道86号を通って山道をひたすら進みます。
あいにくの天気や体調などもあってなかなかハードなスタートとなりました。時間が気になって焦る気持ちもありますが、山間の道を走っていると穏やかな気分になってきます。走行時間も5時間超えて、そろそろ折り返し地点、といった感じです。