夏コミ暑さ対策:空調ベストと保冷バッグ、冷感対策グッズあれこれ

夏場の大型イベントの暑さ対策をどうするか、特に夏コミの暑さは準備無しでは命に関わるレベルになって生きています。夏コミにサークル参加する際に、どんな暑さ対策があるか、なにが良いのか、実際に夏コミに参加した経験から、各グッズの解説をしていきたいと思います。内容的には空調ベストの解説、水分・食べ物について、各種冷感グッズあれこれ、といった感じです。

島中のサークルに参加した際の時系列レポート/実体験は別途まとめましたので、そちらも参考ください。

夏コミ暑さ対策:猛暑7時間の水分摂取記録:夏コミ東館サークル参加レポート

三大生命線、水分、保冷システム、空調ベスト

暑さ対策で最も重要な水分について、またそれを冷やすためのクーラーバッグや保冷剤についてと、あとは空調ベストについての解説、それ以外の冷感グッズの使用感などをまとめています。

水分確保:1人2Lあっても良い

汗をかくためにも、こまめな水分補給が大切です。

必要量の目安

  • 1人当たり1.5L〜2L
  • 実体験:室内活動中心で、サークル参加7時間で1.5L消費
  • 外での列待ちや移動がある場合は2L以上必要

おすすめの組み合わせ

  1. 半凍りペットボトル:麦茶やスポーツドリンク
    • 前日に半分だけ凍らせ、当日朝に残りを注ぐ
    • 同じ飲み物2本+空きのペットボトル1本で作ると楽
    • 凍らせるときに斜めに設置して凍らせると当日溶けやすい
    • すぐ飲めるし、冷たさもキープ
  2. 完全冷凍ペットボトル
    • 保冷剤代わりにもなる
    • コンビニで購入可能
    • 保冷バッグにいれっぱなしだと凍ったままで飲めないことがあるので注意
    • 同系統のぬるい飲料を入れて冷やしながら飲むのも良い
  3. 非常時:現地調達
    • 近年では自販機・会場内コンビニでもある程度は買える模様
    • 出店や大塚製薬のブースでも調達可能
    • あくまで非常用、できれば必要な分だけ持って行った方が良い

飲み物の選び方

  • お茶類:お好みで飲みやすいもの
  • ソルティライチ:塩分補給重視、やや濃い目
  • ダカラ:飲みやすさ重視
  • アクエリアス/ポカリ:バランス型
  • コーヒー/エナジードリンク系:ほどほどにして他の水分も用意
  • 経口補水液(OSー1):熱中症になった人用=非常用なので、予防に飲むには不向き。塩分多い。

カフェインの多い飲み物は水分補給にならない、とも聞きますが、飲まないよりは全然効果があるそうです。

塩分入りの飲み物など一切用意していない場合は、塩タブレットも併用しましょう。

ソルティライチなどは原液/濃縮タイプもあるので、大量に作る場合や、お好みの薄さにしたい場合にも便利です。

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食事/補給食

イベント時だとテンションが高かったり忙しかったりして、食べ物のことを忘れがちですが、何かしら食べたほうが良いです。傷みにくいもので食べやすいもの、好みのものを用意しておきましょう。可能であれば常温保管よりはある程度冷やしておいた方が安全だと思います。おにぎりの具に関しては「火の通ってない生具材」は避けた方が良いです。

食事が難しい場合には、エナジーバー、カロリーメイトなどが候補にあがります。ようかんやナッツ類など、カロリー高めのおやつ類などもお好みに合わせて持って行くと良いと思います。

ゼリー飲料に関しては、クーラーバッグなどで冷やした状態で持って行くと、エネルギー補給だけでなく暑さ対策にもなります。

本格的なクーラーバッグや保冷剤が用意できるならば、冷凍ゼリーがオススメです。個包装で一口二口で食べられるので汚れず手間も無いです。

保冷システム:保冷バッグ&保冷剤はアウトドア用がベスト

飲み物や食べ物を冷たい状態で維持できる、保冷バッグと保冷剤です。アウトドア用などで実績があるものを使うことで、1日冷たい状態を維持できます。

クーラーバッグ

ハード系などのボックスタイプの方が保冷力は高いですが、スペースを取るので、ソフトタイプのクーラーバッグがオススメです。外周などでスペースがある/人数が多い場合にはハードタイプも検討の余地有りです。

容量が足りない場合は大きいバッグを持って行くのも良いですが、小型のものを二個用意するのも手です。ソフトタイプなら使い終わったら折りたためるし、飲料と食料で分けたりもできるので便利です。

サーモスクーラーバッグ 5L

サーモスの小容量ソフトクーラーバッグです。ハードタイプよりもコンパクトなのと、使い終わったらたたんでしまえるのがメリットです(別途保冷剤は残ります)。

折りたたんだ様子
ペットボトル×4、保冷剤×2

ペットボトル4本と大型保冷剤2個が入ります。ギリギリにはなりますが600mlタイプも大丈夫でした。ざっくり1人分で1~2L(ペットボトル2~4本)と考えて、2~3人分持っていく場合には保冷バッグの数を増やすか、より大きめのクーラーバッグを用意する感じになります。

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巻取り型クーラーバッグ
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サーモスのソフトクーラーバッグより若干小さいものの、ペットボトル3~4本に保冷剤一個は普通に入ります。

ペットボトル×3、保冷剤×1

内容量に応じてサイズや形を調整できるのがメリットですが、バックルで止める必要があるので頻繁に出し入れする場合には若干手間なのがデメリット。

たためば薄くなるのと、クーラーバッグのわりには専有面積が狭いので、カバンに入れる場合にも重宝します。

ソフトクーラーバッグですが、イベント会場で1日利用すると、会場との温度差で外側が結露します。外側の生地が湿る程度ですが、段ボール/紙類の上に置きっぱなしにしないように注意しましょう。

保冷剤

固形タイプのものが冷却力も強く便利です。メーカーやブランドによっていろんな形やサイズがあります。固形ブロックタイプは少々重たいですが、冷却力が強く保冷バッグへの収まりが良いのがメリットです。

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強冷却/長時間をうたう一部の保冷剤には、冷凍に12~16時間程度必要で一晩で固まりきらないものもあるので注意が必要です。

ソフトクーラーバッグと保冷剤の組み合わせは強力ですが、そのせいもあって半日程度使っているとバッグ全体が結露で若干湿った状態になります。段ボールの上に置いたり、紙類と隣り合わせて置いておくと水気が移るので注意が必要です。

夏コミ時にソフトクーラーバッグを2つにそれぞれロゴスの保冷剤をいれて使用しました。当日はクーラーバッグを2つ持っていきましたが、夕方まで冷却効果は持ちました。午後には半分以下の内容物になったので、片方を空にしてしばらく口を開けたままにして乾かしてから、畳んで荷物の間に入れて持って帰りました。使い終わったらたたんでしまえるのはソフトクーラーバッグの強みですね。

空調ベスト:猛暑対策の必需品

定期的な水分補給の次に効果が高いのが空調ベストです。

空調ベストの基本構造

空調ベストとは脇側の背中にファンが付いていて服の中に空気を送り込むことができる服です。「空調服」は株式会社空調服の商標なので、一般的には空調ベスト/空調作業服/ファン付きベストなどと呼ばれています。
「炎天下で外気温が高くなると熱い空気が入ってくるだけ」、「リュックやなどとの併用は難しいケースがある」等の弱点はあるものの、そこそこ安価で取り回しが良いので数年前から屋外や暑いところで作業する人には必須アイテムになっています。長袖タイプや半袖タイプ、ベストタイプなどがあるんですが、ベストタイプが取り回しが良いです。
空調ベストは「服の中を風が通るので涼しい」という効果もある程度はあるのですが、「汗をかいた状態で風を受けることで気化熱で冷える」というのが一番の冷却効果になります。なので、ある程度汗がかけるように水分補給と併用して使うのが効果的です。空調ベストのインナーには、コンプレッションウェアや速乾シャツなど風通しの良いものを着ると効果が高くなります。

空調ベストを選ぶ際の注意点

ファンを取り付ける穴の空いたベスト、冷却用のファン、バッテリーの3つで構成されています。

それぞれ単体で購入もできるので各パーツを別々に買うこともできますが、初めて購入するのであれば3点セットで購入するのが手間が無いです。交換用やアップグレード用などでバラで売っているものを間違えて買わないように注意しましょう。

値段やスペックに関して、大きく違うのは主に「ファンの出力(電圧)」と「バッテリー容量」の2つです。ベストに関しては背中に風が通るスリットが入っていると首の冷却効果が高い、といった細かい善し悪しはあるのですが、そこまで大きい違いは無いです。デザインに関しては選択肢が少なくなかなか残念な感じのものもありますが、ワークマンだと若干デザイン/色の選択肢が多いです。ファンの口径はほぼ同じなのでベスト自体はわりと互換性があります。

電圧:空気を送り込む冷却力の違い

ファンが使用する電力(電圧)の最大の大きさです。これが大きければ大きいほどファンがベスト内に送り込む風量が大きくなるので、冷却効果が高くなります。

ざっくりとした分類ですが、ファンの最大電圧が5〜10Vのものが「普通のモデル」、12vを超えるものが「高出力モデル」、18~それ以上のモデルになると「超高出力」、といった感じでしょうか。

単純に「電圧の数字が高い方=涼しい」と思って差し支え有りませんが、電圧が高いと消費電力も増えるので、連続稼働時間が短くなる点は注意です。

新しく購入する場合は12v以上のある程度高出力なものを選ぶと良いと思います。

バッテリー容量:連続稼働時間

バッテリーの容量によって連続稼働時間か変化します。ラインナップとしては10000mAh、15000mAh、20000mAh、といった感じでしょうか。10000mAhが通常容量、20000mAhが大容量、15000mAhがその中感くらい、という感じです。容量が多い方が値段が高くなる事が多いです。

10000mAhのバッテリーの場合、5V電圧の空調ベストであれば3~5時間程度、12V電圧の空調ベストあれば約2時間程度の稼働になります。

一般モデル(5~10v)であれば10000mAh、高出力モデル(12v以上)であれば15000mAh、それ以上の出力や長時間使いたい場合には20000mAhのバッテリー、というのが目安になるかと思います。稼働時間は製品のスペックに大まかに書いて有るので確認しましょう。

予算に余裕が有るようならより大きいバッテリーにして置いた方が稼働時間を稼げるので安心ではありますが、大きいバッテリーはその分重くなります。予備のバッテリーが別売りで購入できる事もあるので「別に予備バッテリーを用意する」というのもひとつの手です。

市販のモバイルバッテリーが流用できる空気ベストもありますが、高出力タイプは対応してないものも多いので、高出力タイプは専用品を用いた方が間違いが無いです。(変換アダプタ等を用いて高出力タイプのモバイルバッテリーと高出力の空調ベストを動かす手もありますが、ある程度電圧やバッテリーに詳しい人向けです)

大抵の空調ベストには、強/中/弱、といった調整機能が付いているものが多いです。出力を下げることで稼働時間を延ばしたりもできますが、「高出力モデルの中=通常モデルの強」みたいな感じになるので、冷却力と稼働時間のバランスも考える必要があります。

その他のスペック

最近では空調ベストにペルチェ素子が付いたものも増えてきました。ペルチェ素子は電力で熱を移動させる素子で「肌に触れた素子(金属)部分がひんやりとする」という効果があります。ある程度は涼しくなるんですが、素子などの追加機能分値段があがります。その分、高出力モデルを導入した方が冷却効果が高いとは思いますが、さらに冷却効果を求める場合には検討してみるのも良いと思います。

空調ベスト利用時の注意点

空調ベストをイベント会場で使う上で気を付けたいのが、匂いです。首から風が抜けるので、ミント・シーブリーズ系のものや、アルコール系のものをあまり強くベスト内に吹いたり、ファンを回したまま首を拭いたりすると、匂いがすごかったり、首から顔に抜けて目に入ってしみたりします。
また、トイレ他匂いが強いところに入ると匂いが回ってくるので、そういう時にはいったんファンを切った方が良いです。

補足には成増が、空調ベスト着たままクーラーが効いた空間に入ると、冷風を取り込むので一気に冷えます。暑さで危ないときはコンビニやクーラーの効いた場所に移動して「冷房&ファン全開で休む」事でクールダウンできるのを覚えておくと良いかもしれません。

コミケの暑さを空調ベストでしのげるのか

弊サークルなど「空調ベストでしのげた」というケースもありますが、「空調ベスト着てたけど辛かった」という話もちらほら聞きました。個人的な暑さへの耐久力や配置、人流などでも変わるので判断は難しいところです。

空調ベストの効果を上げる

空調ベストに関しては、「汗などを蒸発させ、気化熱で温度を下げる」効果が主効果なので、汗をかきにくくかったり、熱が体内にこもりやすいタイプの人は効果が薄い可能性もあります。定期的な水分補給の他に、速乾シャツやコンプレッションウェアなど、風が通りやすいインナーを使ったり、そこへさらに、液体の冷感スプレーや水などをインナーに吹くことで空調ベストの効果を引き出せるようになります。

強い空調ベストを使う

一概に空調ベストといっても性能が違うので、12~15v以上の高出力タイプのものを使う、という手もあります。また、ペルチェ素子が付いているものや、保冷剤を追加したり、保冷剤ベストなと空調ベストと併用できるアイテムもあるのでそれらを使う手もあります。

空調ベスト以外の手段

空調ベストでしのげないようであれば、水冷ベストなど空調ベスト以外の方法を取るのも手かもしれません。いくつか種類もあるので以下に使用感と特徴をまとめておきます。

水冷ベスト

空冷ではなく、冷やした水を循環させる水冷ベスト(水冷服)というのがあります。水を氷で冷やす必要があるので、冷却材となる氷か凍ったペットボトルが必要になります。水を循環させるためのポンプに電力(バッテリー)を使用します(ファンに比べて消費電力が低いのでポンプの稼働時間はかなり長いです)。
空冷では冷やしきれない「外気が熱い」状態に対抗できるのは非常に強いのですが、氷が解けるまでの間(1~3時間程度)しか使えないので稼働時間が短いのが難点。「凍ったペットボトルが使えるので、コンビニなどで現地調達も可能」というのも売りですが、コミケだと凍ったペットボトルを現地調達するのはあまり容易ではないですね。

また、循環する水が冷えてないとほとんど効果がないので、冷却剤(氷・凍ったペットボトル)はこまめに補充する必要があります。ぬるくなってから、というよりはぬるくなる前に交換した方が効率が良いです。水冷用の水が冷えてない状態だと冷えるまで効果が殆ど無くなってしまうので、継続的な冷却材の投入が必要になります。

空調ベストでも暑さが厳しい、辛い、といった場合には、水冷ベストも視野に入ってくると思います。稼働には氷が必要なので、ロックアイスや凍ったペットボトルをクーラーバッグなどで大量に持ち込む必要があります。氷の方が水もすぐ冷えるので冷却効果は高いですが、交換用の氷を凍ったまま維持する必要があるのと、氷を適時投入する場合には溶けた水を捨てる作業が必要になります。コミケの環境を考えると継続的に冷却材を交換して使うのであれば凍ったペットボトルの方が便利ではあります。また、溶けたペットボトルは飲料として飲めるのはメリットです。

保冷剤ベスト

保冷剤をいれるポケットがついたベストで、脇や背中などに保冷剤を取り付けて使います。保冷剤付きのものは、冷たすぎないように肌側にクッション材が入っています。
保冷剤が効いているうちは冷たいです。ものにもよるかと思いますが保冷剤じたいは1~3時間程度で溶けてしまうので、長時間使おうと思うと保冷材の予備が必要になります。直接冷却なので気温の高さにかかわらず涼しく、「ピーク時だけ1~3時間使う」等のスポット運用、他の方法との併用であれば、サークル参加の長丁場でも利用価値が出てくるかもしれません。

クーリングシャツ

濡らして使うシャツです。使用経験は無いんですが、暑いと効果時間が短いのと、人混みが多いコミケでそのまま使うのは難しさもありますが、空調ベストに組み合わせて「インナーを濡らして風に当てる」という使い方もあります。

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そのほかの冷感・冷却グッズあれこれ

過去のイベントも含めて、実際に使ってみた感想です。

帽子

一般参加ではもはや必須アイテムかと思いますが、サークル参加でも有用です。短期間ですが移動中に日に当たるとダメージをうけるのでなんらかの対策があった方が良いと思います。

絞って使えるタオル

濡らしたものを首に巻いて気化熱で涼むタイプのものです。乾いたら濡らして再利用可能。
濡らして絞ると「湿ってるけど滴らない」状態を維持できます。水を貯えつつ滴りにくい、というのはイベントでは大事なことですね。あとトイレなどで多めに濡らして首や顔拭いたりと、普通にタオル/ハンカチとしても利用可能です。トイレで濡らして絞るだけなら普通のタオルでも良いんですが、場所柄垂れたり飛んだりにはある程度気を使う方が良いと思います。トイレで水道が使えるのでこまめに濡らすことは可能ですが、一人参加の場合はあまり頻繁にブースを離れるのは難しいので別途濡らす用の水を用意するなど一工夫必要です。
大きめのものを一枚持って行って会場で使っていましたが、首に巻く使用方法は空気が流れなくなるので空調ベストとは相性悪いです。タオル代わりに使っていました。使用後に濡れた状態だとしまいづらいので容器かジップロックなど用意しておくと良いです。

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冷感タオル(アルコールタオル)

冷タオルなどとも言われますが、アルコール(エタノール)に浸したウェットシートです。
実際使いましたが、お手拭き(ウェットシート)にアルコールなど揮発性の成分がたっぷりしみ込んでいる感じです。手や首などを拭くとすごい勢いで揮発して温度が下がります。水よりも気化の勢いがあるので、その分温度も下がるみたいですね。
パッケージに-3℃とか-4℃とか書いてありますが製品によって温度が違います。差し入れで別のも頂いたので-3℃と-4℃のものを使い比べてみましたが、-4℃の方はメントール的な要素が入っているのでその分ヒヤッと感は強かったです(それが-1℃分?)。
放っておくとアルコール成分が揮発してただのシートになってしまうので、短時間で使う用ですね。単発使用の冷感グッズとしてはとしては結構効果ある方だと思います。

メントール成分強めな方は空調ベスト付けながら使うと目にしみるので大変な目にあいました、使うなら風当たらない部分で使うか、しばらく風止めましょう。
あと、アルコール成分や刺激成分多いので人によっては肌や体に合う合わないが出そうです。

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ウェットシート/ボディシート

首筋や耳の後ろなどを拭くだけでもスッキリします。また交代でサークルを離れられるようなら、トイレなどで体を拭くのも良いと思います。だいぶスッキリしますし気分も良くなります。ひんやり成分が残ってるうちに空調ベストを着ると冷感が気持ち良いです。

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冷感スプレー

液体やガスを吹き付けて涼むタイプ。ガスに関しては一瞬涼しさを感じるだけで効果時間が短いのと、匂いが流れやすいので若干周りに気を遣います。液体スプレータイプは気化熱を利用するので実際に多少温度が下がるのと、メントール的な成分が含まれているものはひんやり感が結構持続します。

液体スプレータイプのものは空調ベストを併用すると相乗効果は結構強いです。

ガスタイプのものだと、スポーツの用のアイシングスプレーが良いそうです。

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結局どうしたら良いのか

サークル参加でも、とにかく水は2L以上持って行こう

クーラーバッグは結構効果がある。空調ベストは一定の効果がありますが、限界もあります。水冷ベストは準備と運用がちょっと大変です。冷感グッズはいろいろあるから各自用意してつかってみてね、という感じでしょうか。

空調ベストや水冷ベストなんかはそこそこお値段もするので気軽に購入、というわけにもいきませんし、それぞれメリットやデメリットもあります。クーラーボックス、クーラーバッグなんかも搬入の手間も考えるとあまり大量に氷や保冷剤なんかを持ち込むのも難しく、これさえあれば決定的に涼しくなる、というのが無いのが実情だと思います。複数の手段をうまく使って、なんとか暑さに負けずに、皆様良いコミケを。