MinibookのPrtScキーを有効にする(AutoHotkeyの簡単な導入)

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「PrtSc/ろ」キーには「¥(\)」キーが割り当てられており、 シフトを押しながら「PrtSc/ろ」を入力すると「 _(アンダーバー) 」 が入力されます。「 \ 」はは他のキーで普通に入力可能なので「 \ 」にPrtScキーを割り当ててあるのが表記上妥当かと思うのですが、割り当てられていません。

AutoHotkeyを使って、キーの入れ替えをしてみたいと思います。

AutoHotkeyのインストール

まずAutoHotkeyのダウンロードします。

https://www.autohotkey.com/

https://autohotkey.com/

「Download」→「Download Current Varsion」から「AutoHotkey_1.1.32.00_setup.exe(2019/12/09時点のバージョンです)」をダウンロードしてインストールします。
インストール後はHelpが立ち上がるだけで常駐等もされませんが、AutoHotkeyのスクリプトファイル「.ahk」が関連付けされます。

メモ帳などに以下のコードをコピペして「××.ahk」として任意の場所に保存します(この場合はminibook_printsc.ahk)。もしくは「minibook_printsc.ahk」をDLしてください(下記内容と同一のファイルです)。

/* ¥(\)キーをPrintScreenキーに差し替え */
vkE2::PrintScreen
/* ¥(\)キー+シフトキーを_(アンダーバー)に差し替え */
+$vkE2::_

保存した.ahkファイルをダブルクリックするとAutoHotkeyで実行され¥(\)キーがPrintScreenキーに差し替わります。

起動時に実行する

minibook_printsc.ahkファイルのショートカットをスタートメニューに登録することでスクリプトをWindowsの起動時に常駐させることができます。

「Windowsキー」+「Rキー」で、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開いて「shell:startup」と入力してokを押します。

スタートアップフォルダが開かれるので、フォルダに先ほどのminibook_printsc.ahkを右ドラッグでショートカットを作成します。あとあとAutoHotkeyのスクリプトを追加しないのであれば、そのままminibook_printsc.ahkファイル本体をスタートアップフォルダに移動しても問題ありません。

これでWindowsの起動時にAutoHotkeyでminibook_printsc.ahkが実行されてキーが入れ替わります。

minibook_printsc.ahkのファイルにコードを追加していけば、その他のキーもカスタマイズ可能なので、必要や好みに応じてキーの入れ替えをしてみるのも良いかも知れません。

その他の機能

スクリプトの簡単な解説です、詳細は「AutoHotkey Wiki」などを参照ください。

A::B AキーにBキーを割り当て
vkE2::PrintScreen vkE2キー(右下のPrtSc/\キー)にPrintScreenを割り当て
+$vkE2::_ Sift+vkE2キーに「_」を割り当て
LAlt & Q::tab AltキーとQ同時押しで「AltTab」キーの動作

装飾キー

+ Shift
^ Control
! Alt
# Windowsロゴキー

 

キーリスト: http://ahkwiki.net/KeyList