バイクの電装系パーツを自作して公道仕様にする:配線と実車作業:YCF SM F155

YCF SM F155 | バイク関連

電装系のパーツと治具がおおまかに組みあがったのでバイクに取り付けました。

フロントステー/リアステーの作成と取付

フロントはヘッドライト、ウィンカーの固定、リアはナンバー/ウィンカー/ブレーキランプなどを固定する必要があります。固定用のステーの作成と固定方法に関しては(そのうち)別途でまとめたいと思います。

ホーンの取付

法規上必要になります。配管固定用の治具を利用してフロントフォークに固定しました。若干無理やり感ありますが、一応しっかり固定はされています。

配線/接続

メインハーネスとスイッチボックス、メータと接続するコネクタ類は左側のタンク下にまとめました。

コネクタ乱立でカオス状態

全部ギボシ端子にしたら3倍くらいの太さになりそうですね。何が繋がってるかわからなくなるしメンテナンス性も悪いので9pinコネクタとか使うようにしました。

スイッチボックスとメータ、メインハーネスに関しては分岐が多岐にわたるので別途分岐ケーブルのようなものを作成する必要があります。最初から何が必要になるか全部わかってればよいのですが、一個一個やっていくとどんどん配線が複雑になっていきますね。

メータのケーブル長が短いのと、スピードセンサーを後輪につけたのもあって、それぞれ延長ケーブルを作りました。コネクタで結線していると、延長ケーブル作るときに悩まなくて済むので便利です。

配線後に、左右にハンドル切っても問題ないかをチェック。

問題なさそうなのでケーブル類は圧着テープ巻いてまとめておきます。

ハンドル周り

この状態だとメータ見えないのでバーパッドはクッションだけ外しました。

電源にはモバイルバッテリーを利用しています。バイク本体のジェネレータも動いていますが、灯火類とは独立していて繋がっていません。モバイルバッテリーは12Vが直接取り出せるもの。ちょっとレアですが、便利です。トリガーケーブル等あれば普通にモバイルバッテリーも利用可能です。

車載機器用に12V電源をモバイルバッテリーから取り出す方法

独立した電源となっているので、走行充電はもちろんできません。モバイルバッテリーが切れると灯火類が死ぬので、エンジンが動いてても公道走行不可となります。モバイルバッテリーは二個用意して、1個は予備として携行して「走り終わったらバッテリー交換して使用した方を部屋に持って帰って充電」という運用方法です。

ヘッドライトの消費電力が一番大きいというか、それ以外は誤差レベルだと思います。長時間の走行はしていませんが、一応2~3時間は使えてました。

その他作業

・油圧ブレーキスイッチの取付

・モバイルバッテリーを入れるポーチを取り付け

・スイッチボックス、ミラーステーとミラーの取付

あたりの作業をして、保安部品の動作を確認後、ナンバー取得しました。クローズドで走らせる環境が無かったので、ようやくバイクに乗れるようになりました。

一応走れるようになったので走行テストなんかしつつ、バッテリーの取付やジェネレータの交換作業の準備を進めます。

バイクの電装系パーツを自作して公道仕様にする:バッテリー取り付け選:YCF SM F155