SteamOSの再インストール
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Steam deckの内蔵SSDを交換する、MicroSDカードにSteamOSをインストールしたい、調子が悪いのでSteamOSをサインストールしたい、といった場合は、リカバリーイメージから、OSのインストール/初期化が可能です。
必要なもの
リカバリーの準備や作業を行うために「Windowsのパソコン」、「外付けのUSBメモリ」、「USB変換アダプタ」が必要です。
リカバリ作業やリカバリ用USBメモリを作っておく、という目的であれば変換アダプタで問題ありません、というか変換アダプタ推奨です。Steam deckにWindowsOSをインストールしたい、といった場合にはキーボードの接続等も必要となるのでType-CのUSB HUBも用意しておいた方が良いと思います。
リカバリー用USBメモリの作成
Valveのサイトに手順の説明と、リカバリイメージのデータのダウンロードリンクが掲載されています。
Steam Deckリカバリー手順
https://help.steampowered.com/ja/faqs/view/1b71-edf2-eb6d-2bb3
Imageデータのダウンロード
https://store.steampowered.com/steamos/download/?ver=steamdeck
ライセンス条項に同意のチェックを入れて「Download SteamOS Deck Image」をクリック
イメージデータをUSBメモリに書き込むには「rufus」を利用します。
まずはサイトからrufusをダウンロードします。
「Rufus – 起動可能なUSBドライブを簡単に作成できます」
https://rufus.ie/ja/
「Rufus 3.21」をクリック後、広告が出る場合には広告を閉じるとダウンロードが始まります。
「選択」をクリックし、先ほどダウンロードしたイメージファイル「steamdeck-recovery-4.img.bz2」をクリック。
デバイスがUSBメモリ(この場合はDドライブ)になっているのを確認し、「スタート」をクリック。
USBメモリの内容が全消去される確認が出るので「ok」をクリック。
OSの再インストール
リカバリーUSBメモリをSteam deckに刺し、USBメモリから起動します。
Steam deckの電源をオフにした状態から、「ボリュームボタンのマイナス」を押しながら「電源ボタン」を押すと、電源投入後、ブート(起動)デバイスの選択画面が表示されます。選択には十字キーが使用できます。
この状態で十字キーの「↓」USBメモリを選択して「Aボタン」を押します。
しばらく待つと、Steam deckがリカバリーモードで起動します。
Clea local user data
ホームパーティションをフォーマットして個人データを消去。SteamOSの再インストールは行わず、ユーザデータの消去だけを行います。
Reimage Steam Deck
個人データを含むすべてのデータを消去してSteamOSを再インストール。工場出荷時の状態に完全にリセットされます。すべてのユーザー情報、インストールされているゲーム、アプリケーション、OSは消去されてSteamOSで上書きされます。
Reinstall Steam OS
ゲームや個人データを保持したままSteamOSを再インストール
といったアイコンが画面に出るので、「Reimage Steam Deck」を実行します。(右トラックパッドでポインタ移動、トリガーでクリック(実行)操作になります)
「ユーザデータなどすべてのデータを消して、SteamOSを再インストールするよ、一度実行すると取り消しはできないよ」といった内容の警告が出ますので「Oroceed」をクリックします。
SteamOSの再インストールが始まります。
再インストールの終了メッセージが出たら、「ok」をクリックして再起動します。
再起動するとSteamOSが起動しますが、初期状態に戻っているので、アカウントの設定等Steamの初期設定を行います。
以上で再インストールが終了です。