Let’s note RZ4 (3) – 一週間使用感

Let’s note RZ4 | ガジェット

・軽さ、取り回し
軽さは正義! というのはもう言わずもがななんですけどね。取り回しやフットプリントの小ささは本当に良いです。
ホームポジションで親指でスクロールするのちょっと難しいかなぁ、と思ってたらグルグル回してスクロールできるんですね、ちょっと変則的だけどコレはコレで。
ボリュームの物理キーがついてるんですけど、一番ほしいのは一発消音ボタン。ボリュームキーダブルクリックで消音とか…ツールとか入れたらできるかな?
画面の回転や通信関係など細かいユーティリティがいっぱい入ってて、Windows8の機能や設定を使い慣れてるとかち合ったり動作がよくわからないところがあったりしてかえって混乱します。初Win8機なら親切…なのかなぁ。

・バッテリーの持ち
たまにネット見ながら文字書き作業、ecoモード(80%充電)で6時間以上は作業できそうで問題なし。長期間外で作業するならいっそのことACアダプタ置いてノート用のモバイルバッテリー持ってった方が早そう。バッテリー4740mAhだそうなので、多分フル充電してもおつり来るんじゃないかと。

・タブレットモード
解像度高いので折り返さないで横画面でもB5の論文pdfくらいなら十分読めるので、折り返す必要性があまりないのは確かです。ブラウザ版Kindleの雑誌を読むにはちょうど良いサイズかもですね、小さい字も読めるし。
ただ電車の中で開いてタブレットモードで使うと、ログインの問題が出てきますね。Win8の問題なのかソフトウェアキーボードがうまく出てこない・打てない時があって、立ったままキーボードで上手く打つか、ジェスチャーログインにするか、いっそのこと指紋認証でログインできたらよかったのになー、と思ったりもします。
パネルの色はRシリーズ他従来のLet’s noteに比べたら天地の差ですね…でも若干緑っぽいです。最初から張ってあるグレアの液晶保護シートのせいもあってか階調は比較的穏やかな感じで好ましい。

・スペックとか全体的に
想像してたより使いやすい印象。グラフィックやらSSDやらがそれなりに速度でてるせいか、使用感としてはそれなりにキビキビ動いてる感じかな……よくわからないタイミングでたまに反応悪いけど。ちょっと読み込ませてみた分にはMODOのモデリングも簡単なモデルなら作業できそう。そりゃもちろんレンダリングとかさせたらてきめんに非力ですけどね、CPUのみに依存する作業をさせなければそんなに不自由しないかなー、という感じ。

今回コミケの原稿中に、indesignでの文字修正作業とか、最終データ作成(Photoshopの画像変換・バッチ作業)なんかを外でやる必要がでてきて、スペック足りなかったら家のPCにリモートで入って遠隔作業しようと思ってたんですけど、Rz4でそのまま作業できたので驚きでした。
校正作業するのに出先に置いてあるモニターをちょっと借りて、キーボードとマウス繋いだら普通に作業PCに早変わり、ついててよかったアナログコネクタ! という提灯レビューみたいな状況もありました。

今回スケジュール的に厳しかったり仕事の合間・移動中に作業したりが多かったのでRz4無かったらヤバかったかも。さすがに入稿15分前まで印刷屋さん近所の喫茶店で校正作業して、USBメモリにデータ書き出しながら移動、というのはもうやりたくないですが!

今後の作業なんかを鑑みての購入だったんですけど、いきなり実戦投入即戦力って感じだったので買って良かったなー、というのが実感です。