2023年SSTR初参加レポート 中編:飛騨牛串焼きはウマかった:木曽~高山編

SSTR | バイク関連

2023年にSSTR初参加レポートしたレポートの中編です。

木曽へ

諏訪の市街地を避け、R152を通っていったん南下して木曽方面へ。
峠道っぽいところもあるので楽しく走れました。
R152からR361へ、伊那を抜けて行きます。木曽山脈(中央アルプス)の山々を真正面に捉えがら進んでいきます。
ルートや移動時間などは詳しく調べましたが、地形までは見ていなかったので実際に目の前に山があると、スゴいなー、アレをこれから抜けるのか、ってちょっと感動してしまいます。


伊那を抜けたところでトンネルに「権兵衛トンネル」と書いてあって、なんだか面白いネーミングだな、って思いましたが、トンネルめっちゃ長かった。スゴいな権兵衛トンネル。
あとで調べたら、全長4,467メートルの木曽山脈を貫く大トンネルだそうで、権兵衛街道というのが近くにあるのでそこから取られたようですね。

権兵衛トンネル後もいくつかトンネルを抜けて、ループ橋を降りてR19に、木曽到着です。

道の駅 日義木曽駒高原

バイク停めたら隣のSSTRゼッケン付けたライダーさんに声をかけられたので、しばし雑談。
明日出走で、松本から名古屋へ移動中、という事でしたが、タンクに工程表貼っているのを見てちょっと驚かれてました。名古屋・大阪エリア発だと、千里浜までの移動がそこまでタイトにならないから、普通はそこまで細かく時間設定しないのかもですね。

道の駅の予定到着時刻、移動時間、予定休憩時間、区間距離など

信州蔦木宿から日義木曽駒高原まで、ちょうど2時間の長旅でした。

さて、さすがに疲れたのと、道の駅も営業開始してることですし、しばし休憩です。
ライダー的にはソフトクリームが定番なんでしょうけれど、天気や高度のせいか、どちらかというと肌寒いくらいなので、五平餅を食べました。

長旅に染みる温かい餅

信州蔦木宿から日義木曽駒高原まで約77km、ナビでも実ルートでもちょうど2時間程度、今回のSSTRのルートで一番長いセクションになりました。
山道ありアップダウンありトンネルあり、と割と楽しく走れましたが、やはり1時間半くらいでいったん休んで身体を伸ばしたり休憩した方が良いのかもしれません。

一応、伊那にも道の駅 南アルプスむらや道の駅 大芝高原もあったのですが、ルートから外れて遠回りになってしまうのでスルーでした。1~2カ所くらいは長距離セクションが出てきたりもするので、時間や体力、気力と相談しながら乗り切るしかないですね。

木曽を抜けてたらいよいよ飛騨高山へ、道の駅 飛騨たかね工房を目指します。

今回のルートで最長セクション

道の駅 飛騨たかね工房

木曽川に流れ込む黒川を遡るようにR361を進み、開田高原を抜けると上鞍湖が見えてきます。ダム(高根ダム)があるので写真でも撮れないかな、って一瞬思いましたが、解放されていないようでした。
ダムを抜けたら道の駅 飛騨たかね工房へ到着。

ここでは飛騨牛の串焼きが食べれると聞いていたので、ちょうどお昼時だし食べに行きます。

おばちゃんに串焼きを頼むと「千里浜いきはる人?」と聞かれたのでそうだと答えたら、「ごくろうさま」とソーセージをサービスしてもらいました。

ゼッケンなどと一緒に送られてきたSSTRリストバンドを付けていて、「リストバンドを掲示すると道の駅などでサービスが受けられます」とは聞いていましたが……でもリストバンド掲示しなくても「聞いたらわかる」というアナログ方式というかなんというか。

おにくおいしい

串焼きもソーセージもとにかくおいしかった。いや飛騨牛はもちろん美味しいんですけど、それ以前に温かい食べ物がまずありがたいですよね。あと、人間お肉食べると元気出ますね。

帰りがけに「気を付けてねぇ、来年もよろしくねぇ」と言われて、なんだかほっこりとしてしまいました。

山中を川沿いに進むルート

道の駅 ななもり清見

道の駅 飛騨たかね工房からR361を進むとしばらくして道の駅 ひだ朝日村もありますが、通過です。

この辺は飛騨ぶり街道とも呼ばれてるらしくて、富山湾で水揚げされて塩漬けにされたぶりを始め生活必需品など様々なものを飛騨へ運んでいたようです。

そのままR361進んでいくといよいよ高山です。

高山は、以前から一度行ってみたかった街だったので「気になります!」って感じなのですが、帰りに寄る予定なので素直に南回りで市街を迂回します。R361から西に逸れて宮川を渡りR41号に。R158から西に抜ける形でそのまま高山市街を離れます。

R158を西へ進むと道の駅 ななもり清見に到着です。

道の駅に立ち寄ると、SSTRのゼッケンを付けたバイクが停まっているのも見慣れてきました。メインルートという訳でもないのでみかけるバイクの台数は少なくなってきましたが、前の道の駅で見たバイクを次の道の駅でも見たりすると、同じルートを進む同士でちょっとした連帯感も感じますね。

さて、道の駅 ななもり清見でちょうど獲得ポイントが15ポイント(道の駅6カ所12p+指定道の駅1カ所3p)になりました。指定道の駅は最初の足柄でクリアしているので、あとは日没までに千里浜に向かえば良いことになります。

当初の予定では、道の駅 ななもり清見に到着した時点で15時を大きく過ぎていた場合には、日没までに千里浜到着が難しくなるので、すぐ近くの高山西ICから高速に乗って時間短縮する予定でした。道の駅 ななもり清見でポイントもクリアしているので、そのまま東海北陸自動車道から小矢部ICくらいまで行ってしまえば、そこから千里浜まで直行でき、時間も1時間もかかりません。

道の駅 ななもり清見の到着時刻は13時10分、15時過ぎどころか、タイムチャートの予定時刻14時20分から1時間以上早い到着となりました。移動速度を上げて時間短縮した、というよりは、多めに想定していた休憩時間を少しずつ繰り上げていったのが時間短縮に繋がった感じです。

ともあれ、ゴールに必要なポイントも確保し、時間にも余裕がありそうなので、この先の道の駅でもこまめに休みつつ、落ち着いてゴールを目指します。

高山市街を南から迂回、ななもり清見の目の前には高山西IC(中部縦貫自動車道)