マーベリックS1のメンテナンス、トラブル、設定、仕様等のメモ
マーベリックS1の組み立てや利用中のアレコレ、ブレーキや各種調整など気づいたことをまとめました。
注意
ブレーキの効きや、バイクの動作・セッティング等の変更や調整時を行った場合には、ブレーキや各種動作をきちんと確認してから公道での走行を始めてください。自信が無い方は一般のバイク屋さんや、マーベリックs1のメンテを請け負ってくれる電動バイク専門店等に相談・依頼しましょう。
下記情報をもとにバイクの状態を変更した事で生じる問題・事態に関して当方では責任を負えませんので、自己責任で変更・運用してください。
ディスクブレーキ
自分でバイクを組み立てた場合には、前輪を自分ではめる事になりますが、ブレーキパッドとホイールに付いているディスクが平行になっていないと、ブレーキをかけたときに振動や異音がすることがあります。
ブレーキの効きも落ちるので、平行になっていないようなら、調整した方が良いでしょう。
ブレーキの根元に二カ所ボルトがあるので、二つとも緩めるとブレーキパッドの角度や位置が調整できるようになります。
※調整した場合にはブレーキの効き具合を必ずしっかり確認しましょう。
ブレーキワイヤー
組み立て後前輪のブレーキワイヤーがタイヤに接触していることがありました。確認して、結束バンド等で固定するなど対策した方が良いと思います。
ブレーキセンサー
基本的に電動バイクは、ブレーキ使用時にはモータが回らないようになっています。マーベリックS1もそれに準じており、メータ画面に、ブレーキマークが付いている間はアクセル・ペダルを回しても加速しません。
ブレーキセンサーの効き具合は調整可能なので、気になるようならそこで調整可能です。
このブレーキセンサーのおかげで、アクセルを回したままブレーキを離すと加速が始まるまでに一瞬タイムラグが生じます。ブレーキセンサーの状態によっては、タイムラグが長くなるので、気づかずアクセルを回しすぎると、一気に加速することがあるので注意が必要です。
ブレーキの効き具合を調整しようとして、あるいはなにかの拍子にブレーキセンサーを弄ってしまうと「ブレーキレバーを握っていなくてもブレーキがonになっている」と判断して「アクセルを回しても一切加速しない」という状態になることもあるので注意が必要です。
ブレーキの効きを調整したい
ディスクブレーキ側のネジ調整でワイヤー位置が調整可能です。
ブレーキの効きが悪い、悪くなった
油圧ブレーキの交換・エア抜きが必要な場合があります。オイルや器具が必要なので、経験者でなければバイク屋さんに依頼した方が確実です。
ブレーキハンドルの位置(開き具合)を調整したい
2mmの六角レンチが必要です、梱包されている工具には含まれないので、別途用意する必要があります。
ブレーキレバーの根元(内側)に調整用の六角穴ボルトがあります。
回すとブレーキレバーの位置(角度)が変わるので任意の位置に調整します。
USBポート
メータ裏にUSBのポート(Type-A)がついているので、給電・充電ができるようになっています。電源オフに連動して給電が途切れるので、ドライブレコーダー等への供給も可能です。当然ですが本体からバッテリーを取り外して電源がオフになると、供給も止まります。バッテリーにもUSBポートが付いているので、バイク本体電源オフ時に充電・給電したい場合にはそちらから。
ゴムキャップになっているので、使わない時にはある程度防水性があるかと思いますが、キャップ開けてポート利用時には中に水入る可能性もあるので水濡れ注意です。