Nreal Airで使える/使いたいオプションまとめ(随時更新
Nreal Airを使うにあたって、あると便利なもの、オプションなどをまとめました。
眼鏡用グッズ
つるが太いのでシリコン系は引き延ばして取り付けるか、用途外の固定方法などで対応する必要があります。
眼鏡のつるの部分が安定しない、当たって痛くなる場合の調整用に。
デバイスの落下防止用に。
Nreal Air用 外光軽減オプションシール Black Line
映像を見ているときに、外側が気になる場合に、目隠しの様なものを取り付けることで見やすくなります。完全にシャットアウトするわけでは無いので、適度に調整可能です。
Nreal Air 度付きインサートレンズ 単焦点・薄型
公式から度付きレンズが出ています。決め打ちですがいくつか種類が出ています。
ポインティングデバイス/空中マウス
PC接続や、スマフォでのミラーリング接続、デスクトップモード(SamsungDEX等)利用中に操作感が悪い場合に。
片手、空中で操作できる半面、ポインタの移動等細かい操作は難しいケースもあります。
Type-C USBケーブル
Type-C ALTモードで映像をやりとりしている関係で、USB 3.1 Gen2以上の規格のケーブルが必要です。
Type-C経由で給電する
Nreal Airはバッテリー等内臓されていないので、使用時に接続しデバイスから電力を取る構造になっています。スマフォ等だとType-Cコネクタを映像出力・給電で使ってしまうので、スマフォ本体の電力消費が大きい、という問題があります。スマフォ本体がQIなどのワイヤレス充電に対応している場合には、そちら経由で充電するという手もありますが、Nreal Airに給電できるケーブル・アダプタを用いる手もあります。別途USB充電器やモバイルバッテリー等給電できるデバイスが必要になります。
GOOVIS Charger Cable
GOOVISというHMD用のオプション品。
On-Lap 1306H用 GEC-TYPE-C-VIDEO/POWER-Y-CABLE
On-Lapというモバイルモニタのオプション。
HDMIからType-Cへの変換アダプタ
Nreal AirはUSB Type-Cコネクタで映像を入力するので、Type-C Altモード出力に対応していない機器や、HDMI出力のみしか対応していない機器は変換アダプタを利用する必要があります。
またHDCPの対応等で動画が再生できない場合に、いったんHDMIに変換してアダプタを介することで動画ストリーミングサービス等の再生等もできるケースもあるようです。
USBはデータ通信、給電(充電)などに使われる規格ですが、USB Type-Cの規格には「オルタネートモード(Alternate Mode/Altモード)」というものがあり、USB Type-Cのケーブルで映像信号(Display Port)を流せるようになっています。
つまりUSB Type-Cという規格は「電源供給」、「データ通信」、「映像信号伝達」の3つの機能を同時に果たすことが可能になっています。
この「電源供給」と「映像信号」を同時に賄うことで「USB Type-Cケーブル一本で接続する」ことを可能にしています。また、Nreal AirなどのVR/ARグラスなどの映像入力が可能なデバイスでもType-Cで映像と電源をやり取りしているモデルがあります。
USB Type-Cケーブル経由で映像信号をやり取りするには、出力デバイス、ケーブル、入力デバイスのすべてがAltモードに対応している必要があります。
最近のノートパソコン等などではAltモードに対応したUSB Type-Cコネクタが付いていることが多く、その代わり映像出力用のHDMIポート等が物理的に搭載されて無いモデルも多くなっています。スマートフォンなども本体のUSB Type-Cコネクタから映像出力(ミラーリング等)ができるモデルも結構あります。
Altモードで映像信号が出力されているUSB Type-CコネクタからHDMI信号を取り出すには「HDMI出力ポートが付いているUSBハブ(や変換アダプタ)」などがあればよいので、比較的簡単です。
問題は「入力側はType-Cで映像信号が入力可能だが、出力側がHDMIしか付いていないデバイス」を用いる場合で、この場合には「HDMIのデータをType-C Altモードの信号に変換するなんらかのデバイス」が必要になります。
※HDMI「出力ポート」が付いてるType-C USBハブを逆差ししても「入力」にはなりません。変換コネクタ等も基本Type-C→HDMI出力するタイプなので利用できません
※※厳密にはAltモードで流れている信号はDisplayPort(DP)の信号なのでHDMIの信号とは出力解像度の上限等で違いがあります
※※※HDMI→Type-Cに変換するデバイスとして「(USB)キャプチャデバイス」というのもありますが、こちらは映像信号をカメラ映像(UVC:USB Video Class)に変換するデバイスで、入力(PC/スマフォ)側にOBC等の専用ソフトやアプリが必要になり、別の用途で使うものになります
GOOVIS HC2.0
GOOVISというHMDデバイスのオプションとして販売されているHDMI>USBType-CAltモード変換アダプタです。
HMDデバイスのオプションというニッチなデバイスなせいもあってか、Nreal Airなどで需要が上がっているので入手は安定していないようです。
Wacom Link Plus
イラストやクリエイター用途で使われているWacomの液晶ペンタブレット用のデバイスです。入力がUSBType-C Altモードのみになっている液晶ペンタブレットにHDMI出力の機器を接続するためのデバイスです。
それなりに需要がある製品なので、入手しやすいメリットがあります。
Amazonベーシック USB-Cディスプレーポートケーブル 双方向
AmazonブランドのType-C<>ディスプレイポートの変換ケーブルです。双方向なのでType-C入力のデバイスにも使える模様。DHMIではなくディスプレイポートなので用途は限られます。0.9mと1.8mのものがあります。
Club 3D CAC-1336
8K/30Hzや4K/120Hzといった高解像度&高リフレッシュレートでの映像出力をサポートする変換ケーブル。電源供給に対応していない(この手のデバイスではほとんどがそうですが)所為か「モバイルディスプレイは接続しないでください」との表記があります。
MSL hd2usbc
比較的安価ですが、電源供給(5V1A)用のMicroUSB入力コネクタがある珍しいモデル。
USB – C USB 3.1デュアルポートPCI Express
変換デバイスではないですが、PCI Expressのコネクタが開いているデスクトップPCに直接Altモード対応のUSB Type-Cコネクタを増設するボードです。
GOOVIS HC2.0とWacom Link Proについて
HC2.0の場合、Nreal Airと縦横比などが違うデバイスを接続すると表示がズレたりすることがありますが、とにもかくにも表示・出力される様子。WacomLinkの方は変則的な縦横比などの画像出力に対応していない映像出力(chromecast等)は何も表示されない等、デバイスによって挙動に違いがあるようです。