RX0 II(DSC-RX0M2)ファーストショット

RX0 II | ガジェット

RX0 II(DSC-RX0M2)予約していて発売日当日にゲットしたので使用感レビューです

購入の動機

ポケットに楽々入る普段使いのミニカメラとして初代RX0欲しいな、って思って以前検討したことはあるんですが、最短撮影が50cmというところで「テーブル(料理)撮れないじゃん」って思って素に戻ったんですよね。最短撮影距離が短くなってさらにチルト液晶もついて、というあたりでもう我慢できずにポチってしまいました。
普段RX1RやX-T2などで写真を撮っていて動画はあまり撮らない、いわゆる「写真(スチル)メイン」なレビューになってます。

開封

開封レビュー的なモノはしたことがないんですが、中入っているのか心配になるレベルの小さい箱で届きました。
いろいろ入ってますが、バッテリーと本体だけ出して触ってみることに。


重さはバッテリー、MicroSDカード込みで131g。

シューティンググリップVCT-SGR1と合わせても223gです。

店頭などでRX0やRX0IIの実機は触っていたんですが、開封して触ってみて改めて感じるのは、そのコンパクトさと、作りの良さでしょうか。
頑丈な金属筐体、小さいながらもしっかりと動くボタンやチルト稼働するモニタ、電源を入れればすぐ起動し、メニュー操作も(小さいけど)問題無く可能です。見かけはおもちゃみたいな小さいサイズなのに、触ってみると「あ、これはちゃんとしたカメラなんだな」と感じさせてくれる作りのよさはスペック以上の価値だと思います。

普段使いのコンパクトカメラとして考えると、初代のRX0から液晶がチルトになった影響で奥行きが広くなって分厚くなりました。小さいんだけど薄くはないので、独特の収まりの悪さがあって、カバンの中なんかだと微妙に存在感を出してくる気もします。
冬場なんかはポケットに楽々入りますが、夏はどうしようかな、と思ったりも。いっそストラップ穴にプラスチックのカラビナでもつけて下げてしまうのも有りかも。

撮影

軽く出かけて写真撮ってみました。
JPEG撮ってだしですが、Rx1Rのクセでクリエイティブスタイルで彩度ちょっとあげてあります。

フードもなにもないので逆光は若干弱い印象。

Rx0IIならでは、ってオモシロ写真が無くて恐縮ですが……Rシリーズのカメラとして普通に写真が撮れる感覚なので、歩いていても普通に写真を撮ってしまってますね。絞りがF4固定なのでそこだけ気を付ける必要があるのと、低い位置で撮ると結構水平撮るのが難しいですね。

灯籠の中に入れて撮ってみました。

それ以外の写真はFlickrで確認していただければ。

高速起動&動作も静か

個人的にRx0IIで撮りたかった写真というのがありまして、実際に試してみました。

はい、家で寝てるネコなんですが…これスマフォだとシャッター音で目が覚めちゃうし、カメラ・コンデジだといつも手の届くところに置いてるわけではない(立ち上がったりすると目が覚める)、ということで、そこそこ撮るのが難しかったんですよね……Rx0IIだと、起動も速いし、フォーカス音もそこまで大きくないので、こころゆくまで寝ネコの写真が撮れます。

本体が小さい・チルト液晶のおかげで普段撮れない写真も撮れるのが面白いですね。

総評

ポケットに入るRシリーズのカメラ、って考えるとそれだけでも十分価値がある気はします。ソニーのカメラ使った事がある人なら、小さい画面と悪戦苦闘していけば自分の好みの設定や絵作りを求めていける感じです。
アクションカメラ・動画機、ってもともと映像撮る動機がない人だと、買ったは良いけど「撮るモノがない」っていうことになりがちで……なんとなく欲しい/使って見たい、という気持ちで1万円くらいの中華アクションカメラ買ってみてそのまま放置、って人も結構いるんじゃないかと(自分もその一人でしたが)。
最近だとミラーレス一眼でも4k動画撮れる機種も珍しくなくなってきて、結局メインカメラで撮った方が綺麗だったりして、ますます出番がなかったりします。
ただ、イベントや祭事などの撮影で「メインカメラ」で動画を撮ってしまうと、その間に写真が撮れなくなってしまう、という問題があるんですよね。そんなときに手元のRx0IIをメインカメラと同時運用することで動画であれ写真であれメインカメラをカバーできる存在になり得るのではないかと思います。

普段使いの持ち歩きカメラ、メインカメラを使うときにはサブとして運用しつつ、必要なときには動画も撮れる、という意味では一台二役、三役の存在感というのはあると思います。

ポケットに入る高級コンパクトカメラ、というのはオンリーワンの存在で、写真を撮る楽しさを再発見した気分にもなって撮ってて楽しいです。
ということで「いつも手元に置いておきたい、いつも持ち歩きたいカメラ」というのがRx0IIのファーストレビューでした。