コミケ(イベント)用にキャッシュレス決済(STORES)を用意するまでの経過報告

さて、2021年冬、待ちに待ったコミケが再開される運びとなりました。

現在開催されているイベントもそうですが、今回のコミケは特に感染者対策に重点を置いたものとなり、また今後のイベントもそれに準ずるものと考えられます。対策用の什器の用意などあって原稿以外にも準備にてんやわんやな感じですね。

コミケットアピール(サークル参加向けの案内)にも、「現金の取り扱いを最小化するため、可能なサークルはキャッシュレス決済の導入も検討して下さい。現金のやり取りにはトレー等を使用して下さい。」とありましたので、個人でも申し込みができる電子マネー決済サービス(STORES)を申し込んでみました。
結果としては、一応申請が通ってクレジットカード(VISA/MasterCard/JCB等)と交通系電子マネー(Suica等)が利用可能となったので、申し込み方法や経過をまとめてみました。

 

なぜSTORESだったか

小コストで始められる決済サービス、いくつか有るのですが、クレジットカード・電子マネーの決済には「決済端末」が必要になります。端末の導入にあたっては店舗(サークル)側で用意(購入)する必要になります。STORESでは2021年12月いっぱいまで新規契約者は端末購入が無料になるキャンペーンをやっていたので、これ幸いと申し込んでみる事にしました。
※決済端末無料のキャンペーン、期間や内容を変えて引き続きやっているようです(詳しくはSTORESサイトを確認ください)。

現在STORESで利用できる電子決済は、クレジットカード(Visa、MasterCardとJCB、American Express、Diners、Discover)、微信支付(WeChat Pay)、交通系電子マネーです(それぞれ要審があります)。

その他に個人で申し込める決済サービスとしては「Square」というサービスもあります。STORESもSquareも実店舗の有無や個人事業主(開業届)等が必須ではないので個人で申し込める感じです。
Squareの方も端末の購入が必要で、一番安い端末で¥7,980でした。初期投資として購入してSquareを利用する、という手もあると思います。導入のレビューなどをみると、Squareの方が全体的に審査が速いようで手っ取り早く使いたいならSquareというのも有りだと思います。

STORES、Squareともに、Visa、MasterCardのカード決済だけであれば審査・決済端末の導入までに最短一週間くらいでなんとかなるので、取り急ぎカード決済だけでも導入したいならとにかくやってみる価値はあると思います。JCB他(American Express、Diners、Discover)と交通系電子マネーは、審査に時間がかかるようで、2週間くらいは見ておいた方が良いようです。

 

申し込みについて

STORSの公式サイトから申し込み可能です。

現在STORSの紹介キャンペーンをやっているので、下記リンクから申し込みをして審査通過すると5千円のAmazonギフト券貰えるそうです。

お知り合い紹介キャンペーン | STORES 決済(旧:Coiney)

「キャンペーンに応募する(紹介された方)」から「加盟店お申し込み」で審査申し込みフォームが開きます。

※リンクから有効になるキャンペーン適用者は最大10名だそうなので、適用外になったらすみません。

 

申し込んだ人情報

・コミケ、コミティアで創作ジャンルで同人誌を作成・頒布している。

・基本ひとりサークル運営(売り子さんや校正などお手伝いは周囲の人にお願いしています(感謝))。

・一応個人請でデザインやwebのお仕事を受けている関係で、個人事業主(青色申告)です(今回の申請で「個人事業主かどうか」は問われませんでしたので審査に影響するかは不明です)。

・一応過去に二次創作の本も出していて、通販でも多少過去在庫出てますが、メイン発刊物は創作ジャンルです。

・Boothにて既刊の通販もやっています、今回はこちらを店舗(サークル)Webサイトとして申請しています。

・今年(2021年)の冬コミに受かっている(評論ジャンル)。冬コミの頒布物は「精神疾患擬人化本シリーズ」になります。「精神疾患擬人化本シリーズ」は精神疾患や精神医療用語の擬人化イラスト入り解説本、といった感じです。全年齢向けです。冬コミにも持って行くのでよろしくお願いいたします(宣伝

c99コミケ サークル情報:12/31(金)東R21a「鴨屋」:webカタログ

Booth通販サイト「鴨屋書房

 

オンライン決済を利用するにあたっての注意事項

オンライン決済サービス(STORES)を利用する場合には、決済毎に手数料がかかります。小規模決済サービスでは月額料金額はかからないことが多いですが、決済手数料は1決済ごとに商品価格の数パーセントかかり、その金額は店舗(サークル)側の負担になります。また、振り込み時に手数料がかかる場合があります(STORESだと売上1万円以上の振り込みで275円、1万円未満だと550円)。オンライン決済の利用者ゼロであれば費用がかからないのは良いのですが、イベントでの利用が1~2冊程度・少額単価だったりすると振込手数料の比重が大きくなるので、金額によっては気になるところです。

「決済端末」と「端末とリンクする通信機器」(主にiPhoneやiPad)が必要になります。
決済端末の購入には新規申し込みだと端末割引(や端末無料)など優遇も受けられることが多いです。リンクする端末はiOS端末(iPhoneやiPad等)が推奨されます、Androidの場合動作や機能に制限があることもあるので事前に確認しておいた方が良いです。近年はだいぶマシになってきたので大丈夫かと思いますが、イベント会場内での通信状況・輻輳状態によっては決済サービスを利用できない可能性があります。

カード会社の審査が入るので資料やサイトに18禁要素があると難しいかも知れません(未検証です)。

「コミケや同人イベントでは基本的に販売ではなく頒布」「店舗ではなくサークル」という前提やお約束(気になる方は各自調べてください)などもありますが、「イベント参加型の店舗」としてオンライン決済を申し込んでいますので、「店舗=サークル」「販売=頒布」「価格=頒布価格」など、決済会社(STORES)側から求められる内容は適時読み替えてください。(「頒布」は配賦物も含まれるので表記としては便利なんですが)

STORESサイトの「最短3営業日で利用開始」とあるとおり、クレジットカード決済(Visa、Master)だけならば早ければ1週間もしないで利用可能になるようですが、資料の作成や審査に関しての問い合わせ、端末の発送や利用準備などを考えると、最低でもイベント日より10日前~2週間には申し込みをした方が良いと思います。情報の確認や資料が必要になる場合もあるのであらかじめ余裕を持って申し込みを開始してください。

申し込みに対して個別に審査するものなので「私個人が申請して通った経過/結果」のまとめになります。ガイドラインは出てますが審査基準・内容が明確にされているわけでは無いので、同じ方法を利用して申請しても、通るかどうかは保証しかねます。予めご了承ください。わからない場合や不安な場合にはSTORESのサイトに相談フォームもあるので、申請前に個別に問い合わせてください。

事前に必要なもの

有効なメールアドレス
住所氏名
連絡先電話番号
売り上げを振り込む口座情報
申し込み用の資料(後述)

イベントのサークルなので法人ではなく個人で契約するかと思いますので、申込者=サークル代表者=契約者ということで良いと思います。個人事業主(青色申告者)である必要はなく、普通に個人でも契約できるようですが、個人事業主の場合に利用できる資料もあるので、その辺も取り上げています(個人事業主でない人は該当部分は読み飛ばしてください)。

基本的にはサイトの申し込みフォームから必要事項を記入していくだけで申し込みが可能ですが途中で「事業内容・商品がわかる資料の提出」を求められます。

 

 

店舗情報(サークル情報)の情報・資料について

店舗ホームページURL

Boothでやっている自サークルの通販サイトのURLを記入しました。自分のドメインやサイト(このblogです)も別に持っていますが、そっちはBlogメインなのと、本の情報がまとまっているのは通販サイトの方だったので。

必要な情報が全てWebに記載されているようならば追加の資料は要らないようですが、何らしら資料を作成して提出することになると思います。STORESのサイトに提出資料の参考例として情報が載っています。

お申し込みに必要な情報・書類 – STORES 決済 |よくあるご質問

一応「店舗での利用」「店舗外での利用(イベント利用・訪問販売等)」で必要な情報は違うようですが、イベント利用は(以下上記FAQからの抜粋)

[イベント利用の場合]

店舗名店舗住所店舗電話番号

お取り扱いの商品サービス内容価格(料金表、メニュー表など)

となっています。申し込み時にも下記のように資料添付を求められます。

・「店舗名、店舗住所、電話番号」が確認できる資料
・実店舗または決済サービス利用場所(外観・内観)の資料
・商品、サービス内容、料金の資料(料金表、メニュー表など)

住所、連絡先について

申込時に記入した、店舗名、店舗住所、電話番号が確認できる資料、とのことでが……実はサークル個人の申し込みではここがネックになとおもいます。
実店舗ではなくイベント販売等では「本拠地の住所」ということなので、居住している自宅住所でも問題ないようですが、「住所が載っているサイトやパンフレット」などの資料が必要です。

公開しても問題ない場合にはサイトに載せてしまうのが一番簡単です。Boothだとショップ管理画面から「事業者の名称・連絡先」という項目があり、最低限メールアドレスのみ記載が必要なのですが、そこに記載すれば良いかと思います。サイトに記入している場合、ページがわかりづらいようならページのスクリーンショットを添付する手もありますね。

勿論サイトに公開情報として載ってしまうので、この辺は難しいところですね。
一応STORESのサイトを見ると、

自宅に店舗を構えていて、住所が公表できないなどの場合は以下、いずれかの資料をご返信ください。

・住所が記載されている個人事業開廃業届のお写真
・詳細住所が記載されている名刺のお写真

ということなので、個人事業主の場合には、開業時に提出した「個人事業開廃業届」が資料として提出可能です。
一応名刺やパンフレットでも良いようですが住所まで記載しているケースはレアかと思います。いっそこの機に住所連絡先を書いた名刺や資料を作ってしまう、という手もありますね。

私自身はサイトに既に情報を載せていたのと、個人仕事の方のパンフレット(本名・拠点住所(現住所)・電話番号が入っているもの)があったのでそれも併せて資料として添付しました。

ちなみに電話番号は携帯電話の番号でも大丈夫でした。

実店舗または決済サービス利用場所(外観・内観)の資料

実際にイベントに参加している様子や、取り扱っている販売物の内容・価格帯です。

「提出資料の参考例」を確認すると、「出店予定のイベント情報や過去のイベント出店情報が確認できるチラシ、ホームページURLなど」、「イベントで実際に販売している様子、ブースの写真など(あれば)」とのことです。
実際にイベントで頒布(販売)を行っている(事業)者ですよ、というのを正しくアピールする事が大事だと思いますので、過去に参加したイベントの一覧、イベントのブース写真、頒布物、値段表(お品書き)等をまとめた資料を作成しました。

・サークル・イベント情報
ここ数年に参加したイベントの一覧です。

正直、参加したイベントの一覧と開催日を調べるのが一番面倒だったです……申し込み忘れ、申し込んだけど諸事情で不参加、参加したけどついったーで告知してなかった、イベントの中止/延期等々、申し込み記録だけだと結構当てにならなかったりで……参加してる場合にはほぼブースの写真を撮っていたので、スマフォのカメラロール(Googleフォト)が一番参考になりました。

 

・イベント参加の様子

サークルのブース写真があると一番わかりやすいと思います。SNSへの告知マナー、ルールはイベントによって違うかと思いますが、イベントの間が空くと「本をどうやって並べてたか」とかをすっかり忘れるので自サークルの写真だけは個人的に撮影していましたのでそれを掲載しました。今回判明しましたが「そもそもイベントの参加してたたかどうか」も結構忘れてるので写真を撮っててよかったですね。

サークルのブース写真以外には、お品書き(値段がわかるもの)、頒布物のサンプル、SNSの告知、とあと、イベント側(コミケ・コミティア)のチラシ・サイトリンクなども入れておきました。
最低限「実際のブースの写真」、「商品(頒布物)の価格(帯)」は必要確認事項のようなので、それ以外がどこまで必要なのかはわかりません。SNSの告知まで入れなくても良い気がしますが、書けることは書いてみた感じです。

あと、参加したイベント自体の情報も記入しておきました。パンフレットやチラシなど紙媒体はさすがに取っておいてないので、イベントURLへのリンクや引用のみ載せました。

・頒布物の資料、価格

発刊物のざっくりとした内容やサンプルは依然作ったものがあったのでそれを流用しました。
商材・商品の価格(価格帯)の情報が必要なので、お品書きの情報も載せました。

※価格(価格帯)に関しては、取り扱う商材(取り扱い商品に記入した物)すべての情報が必要なようです。クリアファイルやアクリルスタンド、ポストカードといった本以外のグッズやアイテムを扱っているようであれば、それらの価格(か価格帯)が載ったお品書きや、価格が載っている(書いてある)資料を作っておきましょう。価格帯、とのことなので「すべての商品の値段」ではなく「すべての種類(グッズなど)の価格(価格帯)が必要」ということだと思います。

・提出資料について
STORSとしてはスマフォで撮影した写真を想定しているようですが、PDFでも受け付けていたので、作成した資料をPDFにして送付しました。PDFだとURLテキストで書いておけばリンクになるので便利ですね。
資料はAdobeXDで作成してpdfに書き出して作りましたが、読んで見て内容がわかれば、スマフォのカメラで撮った写真でも、WordでもPowerpointでもIllustratorでもGoogleドキュメントでもClippaintでもなんでも良いと思います。

資料受付はpdf、gif、jpg、pngのみで、1ファイル上限10MBで全部で8ファイルまででした。
pdfの資料、まとめて1ファイルで書き出したら10MB越えたので泣きながら分割・圧縮しました。

 

申請フォームの記入事項について

実際の登録フォームの記入参考例です。

基本情報

まずは氏名(本名)、メールアドレス、電話番号、ログインパスワード登録して、申請開始です。

事業形態:個人
個人事業主も個人で。

STORES 決済 のご利用場所:店舗外
催事や移動販売など固定店舗を持たないので店舗外。

業種:書籍
ジャンルから選んで記入します。紙の同人誌がメインになりますので「書籍・CD・文具」から「書籍」にしました。「DVD・音楽・ゲーム」などもありました。

氏名・住所・電話番号・生年月日・性別
住民票に記載されている情報(住民票・証明書等の提出は求められませんでした)、とのことなので代表者の本名、住所等を入力します。

店舗情報

店舗名:サークル名
個人事業主で別途屋号のがあり、口座名の関係もあって私は屋号を記入しましたが、基本サークル名で良いと思います。

店舗住所:契約者と同じ

営業開始日、営業時間:任意なので未記入

現在の取り扱い商品
「書籍、ポストカード、ポスター、アクリルスタンド、クリアファイル」と追加しました。基本的にここに書いていない商品はオンライン決済で利用できないようです。
※お取り扱い商材の一覧については注意が必要です。

資料提出

店舗ホームページURL

下記「店舗名、店舗住所、電話番号」が確認できる資料

実店舗または決済サービス利用場所(外観・内観)の資料

商品、サービス内容、料金の資料(料金表、メニュー表など)

通販サイトのURLを記入し、作っておいた資料を順にアップロードします。

審査経過、審査結果

諸々記入して申請を押すとあとは審査をまつばかりとなります。
経過はメールでもお知らせされますが、STORESのWebサイトにログインすると情報が見れます。

1次審査:VISA・マスターカード
2次審査:JCB、American Express、Diners、Discover
追加審査:微信支付(WeChat Pay)
追加審査:交通系電子マネー

微信支付(WeChat Pay)、交通系電子マネーに関しても利用できるようですが、それぞれ審査があり、STORSのログイン画面から追加申請が必要です。
微信支付は利用しないかと思いますが、交通系電子マネーは利用できたら良いと思ったので追加申請しておきました。

追加資料について

申請出して、二日後に「[STORES 決済]要返信:審査に関する追加情報提出のご依頼」というメールがきました。

■取り扱い商材についてのご確認
ご申請商材「ポストカード、ポスター、アクリルスタンド、クリアファイル」のサービス内容・料金(価格帯)が確認できませんでした。
下記ガイドを参考に不足資料を本メールに添付してご返信ください

とのことです。Webサイトやお品書きにポストカード、ポスター、アクリルスタンドの情報・価格が無かったのでそれについて追加資料が欲しい、とのことですね。

取り扱い商材に関する資料不足

価格帯や情報を記載した資料を追加で作って返信しました。

「取り扱い商材に記載無いものの決済はできない」
「記載された商材の内容・料金(価格帯)」

ということのようですね。
webサイトやお品書きに内容・料金が無いもの、今後扱う予定がある商品については、あらかじめ商材として記載して、併せて内容や価格帯についても申請資料に書いておいた方が良いようです。

審査結果、申し込み後の経過

11/22(月) 申し込み完了
11/24(水) STORESから追加資料の要請
11/25(木) 資料提出、審査再開
11/26(金) 1次審査通過(Visa、MasterCard)
11/29(月) 端末発送のお知らせ
11/30(火) 端末宅配到着
12/7(火) 2次審査通過(JCB、American Express、Diners、Discover)
12/7(火) 交通系マネー(Suica等)

 

追加資料のやり取りが発生したので、おそらく最短で、とはいきませんでしたが、追加資料提出後の翌日にクレジットカードの1次審査に通りまして、Visa、MasterCardが利用可能になりました。1次審査が通ると決済端末もすぐ発送され翌日には受け取れました。Visa、MasterCardに関しては審査結果がすぐ出る、通ると端末が発送される、なので届いた端末を設定すればすぐカード決済はできるようになりますね。問題がなければ数日で審査終了するようですね。土日は対応外っぽいので営業日で換算してください。

2次審査が通って、これでクレジットカードはおおむね利用可能になりました。追って交通系電子マネーも利用可能になったのでこれで準備万端です。やはり二週間程度はかかるようですね。

決済端末

ゆうパケットで届きました。

本体と、充電用ケーブル、マニュアル冊子、カード銘柄POPが梱包されていました。

iPhoneSEにSTORESのアプリをインストールして、マニュアル見ながらiPhoneSEとBluetooth接続して、お試しモードで実際にカードを認識するところまではできたので、これで利用可能になった感じです。

2次審査通過後のタイミングでSTORESのサポートの方から連絡がありました。端末の設定や利用等問題ないですか、とのことだったので、決済データが来てなかった(STORESに決済利用情報が行ってない)ので使えてないんじゃないか、という問い合わせだったのかもしれません。

実際にイベント等で使う前に、100円で決済テストして、取引キャンセル(返金)しておくと実際に課金できるかどうか確認できるので、やっておくと良いですね。

※クレジットカード決済は、キャンセル処理可能ですが、Suicaは端末からキャンセル(返金)処理できないようですので実際に運用する場合にも注意がです。

 

ポップ、アクリルスタンド

公式のストアで、ポップやアクリルスタンドが購入できます。購入というか、送料(400円)負担だけで送って貰う感じです。せっかくなので取り寄せてみました。

 

STORESレジアプリ

STORESの決済アプリは、金額入れてカード通して決済するだけの機能ですが、iPhoneではなくiPad(無印、Air、Pro、mini)を持ってる方はそちらでレジアプリを利用することで、POSレジ機能(アプリ)と連動して決済が利用できるようなので、そちらも併せて使うというのも良いですね。

商品登録しておけば、選択するだけで金額設定もできるので変なミスとかも起こりづらいと思います。

STORES決済の登録とは別にSTORESの方で別途POSアプリの登録が必要なようです。

STORESレジ

 

実際のイベントでの利用

2021年12/31のコミケで実際に利用しました。

追加のPOPなども用意しておくとわかりやすいかも知れません。

クレジットカード/交通系マネー供に利用有りましたが、それぞれ問題無く決済可能でした。
全体的な参加者の少なさもあって、利用件数自体は数件程度でしたが、1回の決済額としてはそこそこ大きかったです。ウチのサークルは新刊だけでなく既刊も多いので、まとめ買いされる方だと単価が上がるのですが、ある程度以上の金額だと「カード/Suicaで決済しようと思う」といった傾向はありそうです。

申請・審査など手間はありますが、一度対応してしまえば後は楽なのもあって、サークル側の告知/周知や、参加者=利用者側の慣れもあれば、今後さらに利用者は増えるかもしれません。