GPD Win2で使える充電器(12v出力対応のもの)
GPD Win2の充電はType-Cコネクタを使いますが、本体同梱品以外で動作する充電器では充電できないものもあるようです。
GPDからは「12v出力可能でPD対応のもの」というアナウンスがされていますが、PDの最新の規格では12vはサポートされていないなど、付属純正品以外で「これなら確実に充電できる」という保証がないので、実際に充電できるかは挿してみないとわからないようです。
対応していない充電器やPCのUSBポートなどをつなぐと「給電のみ」となり充電はできません。12v出力の充電器はそんなに多くない、「PD対応」と書いてある充電器でも12v出力に対応してないと充電できないこともある、「QC」とあってもダメ、とMacやノートパソコン用のType-C充電器でも動かないケースも多くある模様。
GPD Win2の基本的な充電の仕様としては本体裏のLEDを確認するのが手っ取り早いです。同梱の充電器などの対応している機器を指すと「充電中:赤点滅、充電完了:赤点灯」となるのが基本的な振る舞いです。
非対応のType-C充電器を指した場合「一瞬だけ点灯してすぐ消灯」となる模様。
またWindowsが立ち上がっているときに電源のプロパティを見ると、
対応品では「電源に接続:充電しています」となり、
非対応のものだと「電源に接続:充電していません」となる模様。
GPD Pocketのように非対応品を挿してもとりあえず(ゆっくりでも)充電してくれたりはしない感じ。また電源オフ時に非対応の充電器を指していても「わずかづつでも充電される」といったことも無いようです。
対応充電器だと電源オフ時にもきちんと充電されます。
GPDからは「PD2.0か3.0対応で12Vの電圧出力ができるもの」という案内が出てます。PD対応で「12V」の出力ができる充電器でないとダメみたいですね。12V以上でも以下でも「給電のみ」になる模様(15vの出力ができる充電器でも12v出力に対応してないと×な模様)。ちょっと調べてみたらPDの新しい規格だと12vって除外されてるようで…PD対応だから、最新のだから大丈夫、というわけではないみたいですね。
テストしたのはindiegogoの初期ロット(二桁番台)ですが、その後の出荷分では仕様が変更になっている可能性もあり「15vが供給可能なアダプタであれば充電可能」という情報も出ています。
対応してる充電器
◎ GPD Pocketについている充電器
これはは対応しているというか、まったく同じものが使われているようです。GPD Pocket持ってる人は一個予備確保ですね。
〇 Anker PowerPort ll PD – PowerIQ 2.0
15V/2A表記でしたが現物試したところ、充電&本体赤LED点滅/点灯しました。ケーブル同梱無し。
12v2A対応、現物試したところ、充電&本体赤LED点滅/点灯しました。ケーブル付きでお値段もそこまで高くないです。
〇EURPMASK USB-C PD 充電器 90W
Type-c以外に複数コネクタがついた大容量タイプ、12v出力対応、とあります。
△ Anker PowerPort Speed 1 PD30
出力 :5V/3A、9V/3A、15V/2A、20V/1.5A対応とのこと。
Windows10からは「充電しています」となりますが、本体赤LEDの点滅/点灯はしない模様。
×Switchの充電器 給電のみ
モバイルバッテリー
12v3A表記あり、大容量タイプ。