Gpd win2のSSDを交換してみた

GPDWin2 | ガジェット

ミニゲーミングPCのGpd win2ですが、初期装備のSSDは128GBなのでちょっと不安なのと、交換自体は簡単に出来るのでSSDの交換とWindows10の新規インストールをしました。

用意したのはTranscendのTS240GMTS420Sです。仕様上は2242サイズのSSDが刺さりますが、GPDが推奨しているのはTranscend、Lenovo、ADATAです(Kingspeckあたりは安いですが、問題を起こすこともあるらしく非推奨とのこと)。日本では入手しやすさでほぼTranscend一択ですかね。

512GBはちょっと割高なので256GBにしました。

EaseUS Todo Backupあたりを使ってSSDをそのままクローンする手も試してみましたが上手くいかなかったので、Double Driverを使ってドライバーを一括バックアップ、Windows homeを新規インストール、という手順です。

まずGPDを普通に起動してDouble Driverをダウンロード、起動します。

窓の杜 Double Driver

「Buckup」→「Scan Current System」を押すと現在使われているドライバの一覧が出てくるのでそのまま「Buckup Now」を押して任意の場所にドライバを保存します。

MicroSDカードを挿しておいて、そこにバックアップを保存しました。あとでドライバーを復元するときにも使うのでDouble DriverもMicroSDに入れておくと良いです。

次にWindows homeを再インストールする際に必要となるプロダクトキーをメモします。

Windows Product Key Viewer

Zip版を落としてきて展開し、「winproductkey.exe」を実行するとWindows10のプロダクトキーが表示されます。コピーするなり写真を撮るなりしてメモしておきます。

Windows10homeのインストール用USBメモリを用意します。
手元にあったのをそのまま使いましたが、無い場合には8GB以上のUSBメモリを用意してマイクロソフトからツールをダウンロードしてインストール用USBメモリを作成します。

ここまでで前準備終了、Windows10を終了し本体のSSDを交換します。

 

本体裏のネジを外すとそのままSSDがポロンと出てきます。

SandiskのZ400sが搭載されていました。

新しいSSDに交換してフタをしてネジを止めます。

このままOS無しで起動すると、メンテナンス用のコンソール

(EFI Shell:黒い画面に白文字のコマンド入力画面)

が立ち上がるみたいですね。

インストール用のUSBメモリを差して起動します。

USBメモリを刺して起動してもにコンソールが表示される場合にはチップセットユーティリティ(Bios UFFI) から最初にブートする機器の設定を変更する必要があります。

(一度電源を切ってから)電源を入れた後にすぐDeleteキーを押すと青とグレーの設定画面を立ち上がります。キーボードの十字キーで項目の移動ができます(縦横があべこべになるので注意)。
→キーを押して「Boot」の項目に移動し↓キーを押して「Boot Option Propaties」の項目にある「Boot Opution #1」を反転させ、Enterキーを押します。SSDとEFI Shellと他になにか表示されているようならそれがUSBメモリなので↓キーを押してそちらを選択しエンターを押します。

「Save & Exit」から「Save Changes and Exit」を選択すると設定を保存して再起動するので、その後Windows10のインストール画面が表示されれば成功です。

※Windows10インストール後にUSBメモリを抜いて起動したときにEFI Shellが立ち上がるようならば、再度チップセットユーティリティを起動して、「Boot Opution #1」をSSDに変更すればSSDから起動するようになります。

あとは先ほどメモしたプロダクトキーを入れて普通にWindows10を新規インストールします。

Windows10のインストール後、Double Driverを起動して「Restore」→「Locate buckup」→「Other location」から(MicroSDに)保存したドライバーのフォルダを指定して「OK」、「Restore now」でドライバの復元が始まります。いくつかはインストーラーが立ち上がるのでそのままインストールなどして復帰終了です。

インストール用USBメモリから起動する設定がちょっと迷いましたが、それ以外はWindows10をインストールするだけなのでトラブルも特に起きませんでした。
途中でトラブルが起きても、SSDを物理的に元に戻せば最初の環境が立ち上がるので気軽にチャレンジできますね。

最初に入っていた128GBのSSDは、256GBの方をしばらく使ってみて問題無いようなら、USBアダプタに指してUSBメモリとして再利用します。
最初のWindows10環境をのこしたままでも空き容量分は使えますし。

小さいのが欲しかったので2242サイズ専用のアダプタを用意しましたが、他のパーツとかの兼ね合いがあるならばM.2汎用のアダプタでも良いかもですね。

 

 


Transcend ts512gmts400S

 

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Transcend TS240GMTS420S

 

 

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M.2 (NGFF 2242) SSDからUSB3.0ヘ変換 携帯用交換アダプタ

 

 

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USB Type C SSD M.2 ケース 外付け変換アダプタ 2280/2260/2242/2230 等対応

 

 

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ELUTENG SSD M.2 ケースUSB3.0 変換 5Gbps M.2 2280 SSDアダプターM.2外付けケース for 2230 2242 2260 2280