オンロードラリー「第2回さざんかラリー」参加レポート

バイクラリー | バイク関連

2026年2月22日に愛知県で開催された第2回さざんかラリーに参加してきたレポートです。

さざんかラリーは愛知県を中心に開催しているTeam komaren(コマ図練習会:コマ練)が開催するコマ図ラリーのイベントです。スタート地点/ゴール地点は愛知県の美河ハム 豊川工場。

オンロードラリーなので全編舗装路のラリーで、普通のツーリングバイクで参加可能。4輪での参加もOK、のイベントでした。
コマ図ラリーについては以下の記事なんかも参考にしてください。

「「知らない場所でも迷わず走れる!?」『コマ図』ラリーとは?」

前日

いよいよ2026年のバイクイベントシーズン開幕、久しぶりの長距離ツーリングです。
東京在住なので、前日のうちに豊川市に移動、ビジネスホテルに一泊しました。

富士山綺麗だけど寒かった

集合地点

当日朝、7:40ごろに会場について受付を済ませ、周囲を見渡すと見知った顔が。

よちよちラリー主催のカブ専門店の「四葉モーターサイクル」のよつばさん。

キマってますね

次回よちよちラリーは4月14日開催です、楽しいよ!(宣伝
去年のよちよちラリーで一緒に走った方が来ていたので軽く挨拶したりもして、そういうのもなんだか嬉しいですね。

居並ぶバイクを見ると、今回はオフ車/ラリー車多い感じ。あと4輪での参加も多めです。


今日は良い天気で結構温かいですが、2月開催のラリーなので4輪の方が安心感はありますね。
まだ寒いですからね。

お隣はハスクバーナのオフ車、かっこいい

なんと今回コマ図ラリー初挑戦だったとか。
初回からラリーフル装備です、すごい。

コマ練のラリーはコマツアーというアプリに対応しているので、スマホ一台でも参加できますが、もちろん紙のコマ図でも参加可能です。
いろんなスタイルで参加できるのが良いですね。

ちなみに私は自作のコマ図ホルダーに距離計はスマフォ(GPS距離計アプリ)というスタイルです。

ごてごて感

参加レポート(この記事)用に、カメラ(スチル)とかカメラ(動画)とかもあって、なかなかにゴツイ。

ハスクバーナとジクサー150の走行距離のギャップ話とかして面白かったです。

ブリーフィング

時間になったので朝のブリーフィング

コマ練代表のカトー氏の挨拶から

学生時代の部活遍歴など知られざる過去の情報が明かされます。

今日のコマ図の総走行距離141㎞。
テスト走行では昼ご飯ゆっくり食べて6時間半くらいの走行だった、など大まかな目安が伝えられます。

今回はコマ図の修正はなし。

終了時間は15時終了の予定でしたが、ゆっくり回ってほしい、ということで、16時エンドにします、との案内でした。

あと、フランクフルトを食べる人は予約可能です、とのことで、さっそくエントリー。

さざんかラリーの醍醐味です

足切り/エンド時間について

ここでいう「足切り」は、時間オーバーでのゴールのことです。
ツーリングラリーは競技ではないので「早く走って早く帰ってきたら偉い」ということは一切ありません。
ただ、制限時間/終了時間というのは設定されています。会場撤収などの都合などもあるので、何時くらいには戻ってきてくださいね、という目安でもあります。
迷って大きく時間ロスして、時間内に帰ってこれない、といった状況が多いですが、寄り道が楽しくて時間オーバーなんてこともあります。
今回のさざんかラリーは制限時間が16時ということになります。

コマ練では制限時間内にゴールできた場合には、フィニッシャーステッカーが貰えます。
時間を過ぎてゴールした場合には足切りステッカーが渡されます。

面白いのは、この足切りステッカー、5枚集めるとキラキラの限定(?)足切りステッカーが貰えるそうです。
今回は、足切りステッカーをすでに4枚ゲットした猛者がいらして、キラキラステッカーが掛かったラリーになる、とのことです。ちょっと自分で説明してて混乱していますが、とにかくキラキラ足切りステッカーがかかった重要なラリーなんですね。
ちなみに私は前回(去年)のさざんかラリーで、痛恨の昼食選択ミス(じっくり焼く個人バーガー店に入ってしまった)で1時間ロスからの、ルートロストで+20分で、途中のチェックポイントで時間オーバー&リタイヤ直帰となりました。

痛恨の足切りステッカー


今回はしっかりリベンジして、完走&フィニッシャーステッカーゲットを目指します。

ラリースタート

ということでブリーフィングが終わったら各自準備してラリースタートです。

スタート順は四輪→原付→バイク(2台ずつ)

主催のカウントとともにスタート

スタート前にカメラを見つけて軽快なパフォーマンス

初動

今回スタート後、初手は右折でした。

左折するといきなり国道、信号や右折レーンとかがくるのでちょっと混乱しやすいですが、右折は細い道なので気持ち的にやさしいです。

少し前と少し後ろにバイクが続いている感じで進んでいきます

私も同時スタートのバイクのすぐ後ろを進みます。

コマ図は「5差路を左斜め前に進め」の指示。
左に直角に曲がった目の前のバイクにつられそうになりますが、斜め左に進みます。

コマ図ラリーは、前の車両にくっついているとどこで曲がるかなどがわかってしまってネタバレのようになりますが、前の人がルートを間違えることもあるのでついていくといっしょに遭難することもあります。

左曲がった方もすぐオンルートに復帰していました。順次スタートするので最初のうちは団子になりやすいです。

ツーリング気分

ラリー参加者のバイクが連なって移動しているとマスツーリングみたいで面白いですね。

進むにつれて、だんだんばらけてくるのであまり気にせず進みます。
ルートのネタバレが気になる人は速度を変えてずらしたり、コンビニ休憩とか入れるのも良いかもしれません。

私は突然変なところでバイクを停めて写真撮り始めたりするので、どんどん抜かされていくタイプです。

らくらくラリー

ラリーにかかせない、走行距離をカウントするGPS距離計、今回もらくらくラリー(Raku2 Rally)を使用します。
前回ラリーの終盤、街中で距離計の数字が突然変動して困ったんですが、アプリじゃなくてスマホ側のGPSの方で誤動作が起きてたみたいなので、今回はスマホを変更しました

下についてるBluetoothリモコンの+-ボタンで距離計を調整

らくらくラリーはBluetoothリモコンで操作できるので画面をタッチしなくてもよいのと、方位計(コンパス)がついていて見やすいのが良いですね。

浜名湖

愛知には土地勘もないので、今どこを走っているか、現在地は早くもわからないですが、コンパスは東を指しています。

ということはひょっとして浜名湖方面?

橋を渡るとそこは……


浜名湖キター!

ちょっと曇り空ではありますが、広くて静かな湖面がなかなかの風情を醸し出しています。

穏やかな湖面

今年は暖冬のようで、あちこち早くも花が咲いています。

さざんかどれですかね?

そして三ケ日周辺はみかんで有名ですね。
斜面にはみかんの木々。

みかんの木ってなんかほのぼのしますよね。

その後は山道をひた走りました。
オレンジロードだったのかな?

いい感じに走りやすいというか、ツーリング感もあってとても楽しいルートです。

空振りルート

あっ、さわやかだ!

見逃せない看板

食べたいか食べたくないかでいえば間違いなく食べたいですが、これ、止まって食べたら100%時間オーバーで足切り確定ですね。
せめて、においだけ……(逆におなかすきそう)。

その後は動物園や遊園地などを横目にルートを進んでいきます。

舘山寺総合公園

浜名湖パルパル

しばらく行くと道ばたにおいしそうなイチゴスイーツショップが!

イチゴのパワースポット STRAWBERRY HUNTING neo

寄り道しようかとバイクを停めたら……12時開店!
30分ロスは厳しいのでスルー。


最初はさくさくコマを進めておきたいので序盤は寄り道少なめで進む、というのが基本方針ですが、写真撮ったりしてるとどんどん時間が経っていきますね。

 DC-3 飛行機

「飛べ! ダコタ」ってコマ図に書いてありましたが、映画元ネタかな……?

イチゴ逃したしちょっと疲れてきたので、適当なところで止まっておやつqk

ミルクマニア


朝受付時に貰ったチョコでした、おいしかった

おやつ工場

コマ図に「おやつ工場」の文字、これ昨晩準備中にコマ図で見かけて気になってたんですよね。

春華堂だー!

あっ、でもすみません、昨日ショールーム(nicoe)のほうに行って、うなぎパイすでに買ってました。
もうかばんに入ってます。

ということでスルー。
カフェブースなどもあってスイーツも楽しめたみたいです。

工場周辺は細かい曲がり角、信号なしの交差点、短い間隔のコマ図、と実はなかなかの難易度でした。

故郷は遠くにありて

工場地帯を抜けてコマ図をみると、Museumの文字が。
美術館? 博物館? この辺普通に工場&住宅街っぽいけど?

先を見ると……

あれは、まさかっ!?

SUZUKI歴史館だっ!!

うおー、感動だ、一度来てみたかったんだ。

ごらんよジクサー150、ここが君の故郷だよ

って、ジクサー150は海外生産なので、インド生まれですが。

今日イチでテンション上がってます。
あ、でもここ、事前予約必要だったような?
そして入ったら最後出てこれなくなる可能性。

……。

そっとバイクをスタートさせます。

駐車場の誘導されてる方が「えっ、君そのバイクで来て、ここ素通りするの? ホントに?」って顔でこっち見てるような気がするんですけど気のせいですかね考えすぎですかね。

SUZUKI博物館のバイク駐車場、SUZUKI車いっぱいでした。

松並木と最徐行

後ろ髪をひかれつつオンルートで進みます。
市街地の中に、狭い松の並木道が続いています。

東海道の松並木かな?

並木道に差し掛かったところで、ちょうど目の前でかなり年配の女性が自転車に乗ろうとしてヨタヨタされています。
横通って驚かせて転んだりしたら困るので、しばらく後ろで低速移動。

自転車が走り始めて安定してからゆっくり横を通りました。

松の並木道

写真映えって難しいですね。
望遠で道のセンターでとらないとダメかな。

おみやげと記念撮影

その後ルート上でしらす売ってたので買いました。

さすが海沿い街道沿い

これ絶対おいしいやつ

あとで冷凍品も追加するし家まで持つ計算。
持っててよかったソフトクーラーバック。

またまた浜名湖に出たな、と思ったら遠くに鳥居が。
ちょっと写真撮るか、って思ったら有料駐車場だったのでUターン。
多分10分もいないので。

そうしたら横を通りがかった自転車ライダーの方が、バイクと自転車、横から入れますよ、ってそっと教えてくれました。

ほんとだ。

見落としていた2輪車通路の文字

ということで、記念撮影。

弁天島赤鳥居

その後信号待ちしてたら四つ葉さんが横に。
写真撮ったり雑談したり。

カブとカメラの組み合わせが渋い

快晴なり

朝は曇ってましたけど、天気よくなってきました。
走ってて本当に気持ち良いです。

遅めのランチタイム

道の駅についたので一息いれます。

道の駅潮見坂

お昼もだいぶ過ぎて、おなかも空いています。

お昼時に国道沿いを通ってきたのでそこらで食べても良かったんですがスルーしてしまったので結局あまり飲み食いせず。途中、個人経営のバーガー屋さんを通りかかって、今回は絶対に入らないぞ! って思いました(去年の店ではないですが)。

時間にもまあ余裕はあるし、道の駅のごはんどころならすぐ出てくるだろう、ということで食事にします。

桜海老と海苔で迷って海苔、これが大正解。

おいしかったー!

春通り越して夏を感じるご陽気

さすがにダウン上下で熱いので着替えてから再スタート。

海も空きれい

さざんかラリーは舗装路のみのラリーです

海辺を気持ちよく走っているとコマ図に「路面の砂 走行注意!」の警告が。

砂浮いてるっていうか、もはや砂利道では?

これは本当にオンロード?

自分は完全オンロードバイクなので慎重に進みます。

まあオンロードバイクとはいえ砂利道くらいは走ることもあります。
低速でゆっくり進んでいけば大丈夫……ふふふ(手に汗

審議

舗装路を無事抜けたところで、これは審議だ! と謎のキレ感出しながら写真を撮ってたら、ほかの参加者の方がさっそうと抜けていきます。

オフ車いいなぁ

海までの景色を見下ろせる場所もあったらしいのですが、砂利とオフ車に気を取られて気づかず進んでしまいました。

おやつ工場パートツー

今度のおやつ工場はなんだ!?

またもやおやつ工場

ブラックサンダーだ!!

ご当地オンリーのブラックサンダーが手に入ったりと盛況でした。
多分メイン企画のブラックサンダー詰め放題コーナー。
開始直前だったので袋持った人が皆さん狩人の目になってました。

バトル開始直前

怖かったのでアイスだけ買って早々に退出。

輝く人(逆光

よつばさんと「距離的時間的に、そろそろ豊橋帰っておわりですかねー」などとアイス食べながら雑談。
先に食べ終わった四つ葉さんはオンコースへ。
ブラックサンダーアイスおいしかったです(写真撮らずに食べちゃいました)。

計算外の帰路

私もコースに戻ります。
トータル距離からの逆算と、コンパスが西を指しているので、スタート/ゴールの豊橋に向かっているのだろうな、というのはわかります。

午後の買い物渋滞

スーパー、ドラッグストアが並ぶルートが渋滞していたので、出入りする車に気を付けながらじわじわと進みます。

渋滞を抜けると、横に軌道が。

正面顔がかわいい

あっ、路面電車。

東京でもよく乗るので親しみがあります。

レトロ風

ところで路面電車見ながらキャッキャしてたら急に気づいたんですよ。

あれ、あと10分で16時じゃね?

コマ図見るとまだ数コマ残ってます……これ、間に合わない可能性ある?
ついスピードを出したくなりますが、まずは安全運転優先。

まにあうかな、まにあわないかな? 最悪ちょっとオーバーしてもしれっと間に合った風の顔して帰ったら時間内ゴール扱いにならないかな、って考えながら最後のコマを進めます。

あと2コマ、というところで時計を見ると、

時すでに遅し

あー、あー。

その後数キロ走ってゴールにたどり着きました。
何も問題はない、という顔でゴール受付をしましたが。

はい、13分オーバーでした。

先にゴールしていたよつばさんにも会いましたが、1分オーバーだそうでした。
完全に間に合ったつもりだったつもりのゴール→足切りのフィニッシュだったそうです。

ゴールして

いやー、途中時間計算まちがえてました。

今回はルートミスほとんどなかったし、最大の誤算は渋滞でした。
アイス食べなければ間に合ったかな?

でもブラックサンダーアイスおいしかったしなー。
撮影スポットも見どころも多くて、つい寄り道が重なってしまいました。

ゴール後にそんなことを思っていると、4輪2輪が続々とゴールに入ってきました。
私は13分遅れでゴールしましたが、順序的には2/3くらいの位置とのこと。

実質3割くらい足切りゴールだったようです。
これ、ルートが難しかったのではなくて、寄り道の誘惑が多かったのでは!?

時間内にゴールしようと思ったらすべての誘惑を断ち切る精神力が必要だったようです。
恐ろしいルートですね。

ちなみに朝話していた初参加の方も無事ゴールされたそうです、良かった。

朝、キラキラ足切りステッカーリーチされていた方も無事(?)時間外ゴール。
5枚目の足切りステッカーをゲットして、初のキラキラ足切りステッカー受賞となりました。

笑顔のキラキラ授賞式

リーチしていたが、ほかのイベントで追い抜き足切りゴールされる可能性もあり、ひやひやしながら今日に臨んだそうです。
なんかもうよくわからない。

でも精いっぱい楽しんでゴールして時間外、というのは全然良いと思います。
オンロードラリーはタイムを競う競技ではないし、何より楽しんだもの勝ちなので。

今回のコマ図について

今回は、移動距離のメリハリが結構はっきりしていたように思えます。
距離が細かいところはコマ図とにらめっこで進むシーンもありましたが、ツーリングルートやエリアが長いルートはのんびり走れたりしたので、ツーリング感がすごく強かったです。

コマ図ツーリングの楽しさって、コマ図の指示が細かくて、油断するとルートロスしちゃうような緊張感も楽しいのですが、移動や風景を楽しむツーリングとしての楽しさと、両方あるんですよね。

今回はツーリングの楽しさの比重が高かったように思えました。
走ってて楽しいな、と思える時間が長く、また見どころや撮影ポイントも多かったです。

フランクタイム

ゴール後はほかの人と雑談しつつフランクフルトを食べました。

肉は全てを解決する

フランクフルト食べると、よし帰ろう! って元気出るんですよ、やっぱ肉は大事。
ほかのラリーイベントでも食べたい。

お土産に冷凍フランクを買いつつ、その後は高速に乗って一気に東京まで帰りました。
今年初ラリーでしたが、完走できなかったのは残念けど充実したラリーでした。

代表はじめスタッフの方、参加者の方、お疲れさまでしたありがとうございました。

楽しかったー。